連載「福祉と暮らしのサポート拠点ウェルファーム杉並」(3)(31年2月1日)

 

ページ番号1048735  更新日 平成31年4月22日 印刷 

ウェルファーム杉並は、区民の皆さんの生活を幅広く支えるための拠点として、30年春にオープンしました。この連載では、ウェルファーム杉並内の各組織が相互に連携を図りながら行っている相談対応の例を紹介します。

(注)事例は相談支援の内容を分かりやすく説明するための構成をしています。

第3回 子育て世帯への支援

妻(20代)以前は就労していたが、1歳の子の育児のため、現在は就労していない。夫の状況や家計について、不安を感じている。
夫(30代)以前の勤務先で人間関係がうまくいかず、離職。自信を失い、就労に向けて活動できずにいる。
子(1歳)遊ぶことが大好きな元気な男の子。

悩んでいる様子の妻のイラスト

妻と子は「子ども・子育てプラザ天沼」を利用

妻にいつもの笑顔がなく、職員やママ友とのおしゃべりもない。
その様子に気付いた職員が声を掛けると、妻は「もうプラザに来られないかも。これから先、この子をどうやって育てていったらよいのか…」と、涙ながらに夫の現状を話した。
職員は、「くらしのサポートステーション」に相談することを妻に提案。

次へ

提案する暮らしのサポートステーション職員のイラスト

妻は「くらしのサポートステーション」に相談

  • 夫の就労については、「すぎトレ」の就労準備プログラムを紹介。
  • 夫が就労するまでの家計については、家計改善支援事業により、収支のバランスについてアドバイス。

次へ

夫は「すぎトレ」の説明を聞き、利用登録後、就労準備プログラムを受ける

  • 職場体験や実務体験を中心とした就労準備プログラムに取り組むことにより、就労への意欲や自信を回復。
  • 「すぎJOB」で就労準備相談に加えセミナーを受講し、「ハローワークコーナー」で就職活動を開始した。

次へ

:夫が就職できたことで先行きの不安が解消され、引き続き子ども・子育てプラザを利用している。

:仕事に就くことができ、休みの日には親子3人で過ごしている。

:家庭の状況が良くなることで、変わらず健やかに成長できる。


【問い合わせ】

  • 子ども・子育てプラザ天沼 電話:03‐5335-7319
  • くらしのサポートステーション 電話:03‐3391-1751
  • 就労支援センター ジョブトレーニングコーナー(すぎトレ) 電話:03‐6383-6500
  • 就労支援センター 若者就労支援コーナー(すぎJOB) 電話:03‐3398-1136
  • 就労支援センター ハローワークコーナー 電話:03‐3398-8619

PDFファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方は、アドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウで開きます)からダウンロード(無料)してください。

 

このページに関するお問い合わせ

保健福祉部在宅医療・生活支援センター
〒167-0032 杉並区天沼3丁目19番16号 ウェルファーム杉並複合施設棟3階
電話:03-5335-7317(代表) ファクス:03-5335-7318