西武新宿線沿線まちづくり

西武新宿線沿線地域は、土地区画整理事業の実施により、みどりやオープンスペースが多く良好な街区基盤が形成されています。一方で、踏切での交通渋滞や鉄道による市街地の地域分断、また、商店街おけるバスと歩行者の錯綜による安全面での課題等を抱えています。
今後、各地域にお住いの皆様よりご意見を伺いながら、円滑な交通ネットワークと安全な歩行者空間の形成、交通結節点機能の強化やみどりの保全等、ハードとソフトの取組を進め、魅力ある街並み形成に努めてまいります。

平成20年

東京都は、西武新宿線「野方～井荻駅付近」、「井荻～東伏見駅付近」を鉄道立体化の事業候補区間として位置付け

平成22年

区では、鉄道立体化を見据え、西武新宿線沿線まちづくりアンケート実施

平成23年

下井草、井荻、上井草の沿線各駅周辺地区で地域の皆さまが主体となった「まちづくり協議会」設立

平成26年

各まちづくり協議会より「まちづくり構想」を区に提出（各駅のまちづくり構想については、各駅のまちづくりをご覧ください）

平成28年

各まちづくり協議会より提案された「まちづくり構想」および沿線地域の現況調査等を踏まえ、「西武新宿線沿線各駅周辺地区まちづくり方針」を策定

西武新宿線沿線各駅周辺地区まちづくり方針（平成28年2月）

区では、平成26年に各まちづくり協議会から提案された「まちづくり構想」や沿線地域の現況調査等を踏まえ、「西武新宿線沿線各駅周辺地区まちづくり方針」を策定しました。
今後は、この方針に基づき、地域の皆さまや関係機関などと連携・協力し、区内の西武新宿線立体化の早期実現と地区の一体的なまちづくりとを進めていきます。

• 西武新宿線沿線各駅周辺地区まちづくり方針【平成28年2月】

上井草駅周辺まちづくり

上井草駅周辺地区は、みどり豊かでゆとりある住環境に加え、総合スポーツ施設や早稲田大学の上井草グラウンド、4つの高校が立地し、学生が多いまちです。また、駅北側の地区は、杉並らしいみどりの保全地区に指定されている箇所もあり、生産緑地も多く、みどりあふれる街区を形成しています。
一方、「バスやタクシーなど、鉄道から他の交通機関へ乗換えが不便」「駅へのアクセス道路は歩行者等の安全性が低い」「駅南北の連絡通路がない」などの状況にあります。
これらの課題等の解決に向け、区では、地域の皆さまのご意見を伺いながら、上井草駅周辺の利便性・安全性の向上等をはじめとしたまちづくりの検討を進めています。

• 上井草駅周辺まちづくり

井荻駅周辺まちづくり

井荻駅周辺地区は、井草森公園や地区内に蛇行して流れていた井草川が「科学と自然の散歩みち」として整備されみどり豊かな環境を維持されており、屋敷林や農地が残る閑静な住宅地を形成しています。一方で、駅周辺の回遊性の向上や歩行者の安全性の向上を図る必要があるなどの課題があります。
これらの課題等の解決に向け、区では、地域の皆様のご意見を伺いながら井荻駅周辺の利便性・安全性の向上等をはじめとしたまちづくりを進めてまいります。

• 井荻駅周辺まちづくり

下井草駅周辺まちづくり

下井草駅周辺地区は、旧早稲田通り沿いに商業が発達し、後背地にみどり豊かで閑静な住宅地が広がった地域です。一方で、駅周辺の交通結節点の機能強化や歩行者の回遊性の向上、安全な通行の確保などの課題があります。
これらの課題等の解決に向け、区では、地域の皆様のご意見を伺いながら下井草駅周辺の利便性・安全性の向上をはじめとしたまちづくりの検討を進めてまいります。

• 下井草駅周辺まちづくり

西武新宿線沿線まちづくり通信

各駅協議会を対象範囲として沿線における取り組み状況をお知らせしています。
これまで発行しているまちづくり通信は、下記リンク先よりご覧いただけます。

• 西武新宿線沿線まちづくり通信