学校図書館で新聞データベースを活用した調べ学習(令和5年6月6日)
2年生の家庭科では、消費者生活について考える学習として、学校図書館を利用した調べ学習を行いました。この学習では、生徒たちは関連図書5冊と杉並区立消費者センターが作成したパンフレットを活用しました。また、1人1台の専用タブレット端末も使用して、自分たちが興味を持った消費者問題について調査しました。
今年度、井荻中学校では、小・中・高校向けの二社の新聞記事データベースを導入しています。
インターネット検索と新聞記事検索では情報の信頼性に違いがあることや、新聞記事検索をすることで効率的に情報収集ができることについて、教員から説明がありました。この説明を受けた後、生徒たちはデータベースの使い方を学びながら、教科書や本から集めた気になるキーワード(例えば、マルチ商法、サクラサイト商法、架空請求など)に関連する記事を読み、さらに興味を深めていました。
中には、成人年齢の引下げに伴う消費者被害や、授業の直前に発生した石川県能登地方の地震後に相次いだ被災住宅に対する保険詐欺など、新聞記事データベースを活用して新しい情報を収集している生徒もいました。
次の授業では調べたことを基に、班ごとにロールプレイ方式で被害事例と解決方法を発表していきます。
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