現在位置: 杉並区公式ホームページ > くらし・手続き > ペット・動物 > 害獣・害虫 > カラス対策について
印刷
ここから本文です。
ページID : 848
更新日 : 2024年3月8日
カラス対策について
目次
4月から7月頃にかけてはカラスの繁殖期にあたり、多くのカラスがねぐらを離れ公園の樹木や住宅周辺の街路樹、庭木などに巣を作ります。
例年、巣のまわりで人が襲われるなどの被害が多くなりますが、これは親ガラスが子育ての時期に卵やヒナを守るために起こります。
カラスに襲われないために身近なところでカラス対策をしましょう
巣の材料となるものを片付けましょう
都会のカラスの巣の材料はほとんどが針金ハンガーで作られています。
カラスにとって調達しやすい針金ハンガーは使った後に必ず片付けましょう。
巣が掛けやすい枝をなくしましょう
ご自宅の敷地内に葉や枝が多い樹木などがある場合には適宜剪定を行い、枝に巣が掛けにくいようにしましょう。
特に剪定後、再び細かい枝が伸びてきて巣を掛けやすい枝振りになることがあります。
樹木の種類にもよりますが、できるだけ枝が放射線状にならないよう剪定しましょう。
カラスのエサ場をなくしましょう
都会のカラスにとって栄養豊富な食べ物を簡単に得ることができるごみ集積所は格好のエサ場です。
ごみ集積所ではカラスネット等の利用など、ごみ集積所がカラスのエサ場とならないようにごみの出し方を工夫し、しっかりと管理しましょう。
カラスへの餌付けはやめましょう
カラスへの餌付けはカラスにとって安易にエサを得ることができ個体数の増加に直接つながります。
また、人に近づくことで人を恐れない習性をもったカラスが多くなります。
その結果、カラスが身近なところに巣を作り、人を襲う被害が増える原因にもなります。
餌付けによってより多くの食物が与えられることは、生態系のバランスを崩している行為ともいえますので絶対に餌付けはやめましょう。
なお、エサやり行為でお困りの場合は、環境課または東京都の窓口にご相談ください。
東京都環境局自然環境部計画課 電話:03-5388-3505
カラスに襲われそうになった場合
カラスは背後から頭をねらい、脚で蹴ってきます。これを防ぐために、下記を参考にしてください。
- 巣の場所を確認し、そこを避けて迂回路を通るようにします。
- 迂回ができない場合は帽子をかぶるか、傘をさして通るようにします。
カラスのヒナが巣から落ちて、親ガラスが近くを通る人を襲っているのですが。
親ガラスが子ガラスを守るための行動です。
区でヒナの捕獲を行いますので、現場住所、状況等を環境課までご連絡ください。
【問い合わせ先】環境課「有害鳥獣等相談110番」(電話:03-5307-0665)
平日午前8時30分から午後5時まで
なお、ヒナに段ボール箱やバケツをかぶせて親ガラスから見えなくすると、襲ってこなくなり、ヒナが逃げるのも防ぐことができます。
捕獲までの間は、可能であれば、こうした対応をお願いします。
休日で緊急の場合は、管轄の警察署にご連絡ください。
【連絡先】
杉並警察署 電話:03-3314-0110
高井戸警察署 電話:03-3332-0110
荻窪警察署 電話:03-3397-0110
カラスやハトがベランダにとまって困っているのですが。
しばらくの間、透明な釣り糸(テグス)を、羽を広げた長さよりも狭い間隔で縦に張っていると、鳥が来るのを防ぐことができます。(注意:テグスがほどけないように、両端をしっかりと結びつける等、テグスに野鳥が絡まないよう取り扱いには気を付けてください。)
また、ホームセンター等でもとまらなくするような防鳥グッズも販売されています。
カラスの巣の撤去について
区・環境課では民有地にカラスの巣があり、人に危害を加えるおそれのある場合に鳥獣保護法に基づく許可を得て卵やヒナの捕獲(その際に巣の撤去)を行っています。ただし、以下の要件に該当する場合に限ります。
なお、巣を作った直後に撤去してしまうと、数日のうちに、また、同じ場所に巣を作ってしまうことがよくあります。そのため(被害を解消するために)卵を産んだ後に巣の撤去を行っています。
要件
- 繁殖期(4~7月)にあり、威嚇・攻撃される等の被害(恐れを含む。)があること。
- 巣の位置が確認できていること。(杉並区内に限ります。)
- 営巣している樹木等のある土地の所有者や管理者からの依頼であること。
問い合わせ先:環境課 電話:03-5307-0665(直通)平日午前8時30分~午後5時
カラスの巣の撤去に関する連絡先
区・環境課では民有地(個人の住宅)のカラスの巣のみ撤去しています。
お手数ですが、その他の場所については各担当窓口にご相談ください。
巣のある場所 |
担当窓口 |
---|---|
民有地 (所有者または管理者から連絡してください) |
環境課生活環境担当 電話03-5307-0665 |
国・都の公共施設 (公務員宿舎、都営・都民住宅含む) |
各施設管理者 |
電柱・鉄塔 |
|
区立公園 |
管轄の公園緑地事務所
|
都立公園 |
|
区道の街路樹・植栽 |
管轄の杉並土木事務所
|
国道(甲州街道)の街路樹 |
東京国道事務所 代々木出張所 |
都道(青梅街道、新青梅街道、五日市街道、環七、環八、早稲田通り、中杉通り、方南通り、荒玉水道道路、井ノ頭通り、放射5号線)の街路樹 |
東京都第三建設事務所補修課 |
(注意)担当窓口等については予告なく変更される場合があります。
ハトにエサをやる人がいて迷惑しているのですが。
ハトやカラス、野鳥などにむやみにエサを与えることは、フンや鳴き声など近隣の迷惑になるだけでなく、特にフンはさまざまな病気を引き起こす原因にもなります。
また、いたずらに個体数を増やし、自然の生態系を破壊することにもなりますので、絶対にやってはいけないことです。
みなさんのご理解とご協力をお願いします。
【問い合わせ先】環境課生活環境担当 電話:03-3312-2111
なお、エサやり行為でお困りの場合は、環境課生活環境担当または以下の窓口にご相談ください。
東京都環境局自然環境部計画課 電話:03-5388-3505
関連情報
お問い合わせ先
環境部環境課生活環境担当
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話番号:03-3312-2111(代表)
ファクス番号:03-3312-2316
ここまでが本文です。