モビリティ・マネジメントの実施

モビリティ・マネジメントとは

モビリティ・マネジメントとは、「過度な」自動車依存から、公共交通や徒歩などを含めた多様な移動手段を「適度に、かしこく」利用する状態へと少しずつ自発的な変容を促す一連の取り組みです。

区内の移動分担率に占める公共交通の割合は高くなっていますが、将来にわたって高水準の公共交通ネットワークを維持していくには、交通事業者の企業努力だけでは限界があり、公共交通を支えるのは自分たち利用者であるという意識の下で、区民による公共交通の利用が継続的に図られなければなりません。

これまでの利用の多寡に関わらず、区民が公共交通を最適な移動手段として選べるように、すべての区民を対象とする取り組み、新たに杉並区に引っ越ししてきた転入者を対象とする取り組み、次世代を担う小中学生を対象とする取り組みをモビリティ・マネジメントとして実施していきます。

モビリティウィークの参加

モビリティウィークとは、毎年9月16日から22日の一週間、世界3000都市近くが参加して実施しているまちでの移動（都市交通）を切り口に、個人のライフスタイル（健康や生活の質の向上など）から、まち、地球環境まで幅広く考えようという啓発習慣です。
区では、モビリティウィークを推進するため、令和6年度よりモビリティウィークへ参加し、9月17日から20日まで区役所2階の区民ギャラリーでパネル展を実施しました。