現在位置: 杉並区公式ホームページ > くらし・手続き > 交通 > 自転車の活用 > 自転車フレンドリープロジェクト
印刷
ここから本文です。
ページID : 12448
更新日 : 2024年10月10日
自転車フレンドリープロジェクト
目次
自転車フレンドリープロジェクトとは
区では、令和6年2月に策定した「杉並区自転車活用推進計画」に基づき、自転車を安全・安心に楽しく利用できる環境づくりを目指して、「自転車フレンドリープロジェクト」(自転車FP)を展開しています。
自転車FPでは、自転車の活用を広げていくため、主に2つの視点でさまざまな取り組みを一体的に推進しています。
視点1 自転車の価値・魅力の見える化
自転車の多面的な価値や魅力を区民・事業者に広くPRします。
視点2 自転車が愛され、譲り合う風土の醸成
自転車が歩行者や自動車のドライバー等から受け入れられて、限りある道路空間を譲り合う風土の醸成に区民等と共に取り組みます。
自転車フレンドリープロジェクトのロゴマーク
自転車FPの取り組みをより多くの方に広げていくため、ロゴマークをつくりました。
さまざまな機会でこのロゴマークを活用し、自転車FPをPRしていきます。
ロゴマークの説明
全体
ロゴマークは、自転車をイメージしています。
緑の部分:フレーム(ハンドル、サドル等)
桃色の部分:タイヤ
各部
フレームは、プロジェクト名の頭文字FとPを組み合わせて表現しています。
FとPが手を取り合うことで、自転車が多くの方に受け入れられているさまや、譲り合いの風土づくりに区民等と取り組むさまを表現しています。
タイヤは、無限マーク(∞)で表現しています。この無限マークは、「持続可能な社会」や「自転車の価値・魅力」、「人とのつながり」を表現しています。
色合い等
色合いは、緑色と桃色で「みどりの豊かさ」や「思いやり、優しさ」を表現しています。また、丸みのある形とすることで、親しみやすさや楽しさを表現しています。
これまでの主な取り組み
自転車の多面的な価値・魅力のPR
区道上のガードパイプに、自転車の活用を推進するための横断幕を設置しています。また、自転車活用の具体的な効果を掲載したポスターを区立施設や鉄道駅構内に掲示することで、自転車の活用を広くPRしています。
区立子供園における「じてんしゃゲーム」
令和6年度に初めて、高円寺北子供園と堀ノ内子供園でじてんしゃゲームを試行的に実施しました。子どもたちはキックバイクを使用したさまざまな遊びを通じて、笑顔で楽しそうに自転車の乗り方を学びました。
(注)じてんしゃゲームとは、未就学児がキックバイクに乗りながら自転車の運転スキルや交通ルール等を楽しみながら学ぶ活動のことです。
民間事業者との協働によるカーゴバイクの実証実験
株式会社椿本チエイン(本社:大阪市北区)のご協力により、同社が開発中のカーゴバイク(荷台付きの3輪電動アシスト自転車)の試作車を2台無償でお借りし、区の職員が業務で荷物を運ぶときなどに使用しています。カーゴバイクの有効性や走行時の安全性を検証し、自転車の活用の幅を広げることで庁有車(自動車)の使用を減らすことを目的の1つとしています。実証実験は令和7年3月まで実施する予定です。
シェアサイクル事業
区は、民間事業者との協働により、シェアサイクル事業を実施し、区役所や公園、地域区民センターなどの公有地にシェアサイクルポート(専用の自転車駐車場)を設置しています。令和6年度には、新たに児童交通公園や和田堀公園プール等に設置しました。区内には、民有地を含めると500カ所以上のシェアサイクルポートが設置されています。
さまざまな自転車安全利用講習会
区立小学校や中学校のほか、介護事業所などの民間事業所において、自転車の安全利用を促すために区内各警察署のご協力をいただきながら、さまざまな講習会を開催しています。自転車は交通ルールを守って安全に乗りましょう。
- 区立小学校における「自転車安全利用実技講習会」
区立小学校の4年生を主な対象として、自転車に乗りながら楽しく交通ルールを学ぶことができる自転車安全利用実技講習会を実施しています。
- 区立中学校等における「スタントマンによる交通事故再現型講習会」
区立中学校の生徒又は地域の方を対象として、スタントマンによる交通事故再現型の自転車安全利用講習会(スケアード・ストレート)を開催しています。
- 「出前型自転車安全利用講習会」
自転車の交通ルールを学ぶ機会を拡充するため、区職員が民間事業所や幼稚園等に出向いて、自転車安全利用講習会を開催しています。
- 「自転車シミュレーター」を活用した自転車安全利用講習会
すぎなみフェスタの会場で自転車シミュレーターを活用し、子どもから高齢者まで楽しみながら自転車の交通ルールを学ぶことができる自転車安全利用講習会を開催しています。
(注)自転車シミュレーターとは、実際の交通状況を再現し、自転車を運転する際に起こりうる危険を体験することによって、危険予測意識を高めることができる自転車型の教材のことです。
交通の優先順位
自転車を活用するさまざまなメリットや「クルマ中心」から「人中心」の観点を踏まえると、交通手段は「徒歩」→「自転車・公共交通」→「自動車」の順に選択することが地球環境にやさしく、健康増進にも望ましい行動です。
そのため、区では、区民・事業者が自転車を利用したいと思えるように、交通ルールの周知・徹底、自転車で快適に移動できる通行空間の整備、自転車駐車場の確保等に努めます。
約5キロメートル未満の近距離の移動では、「ちょっとそこまで」と自動車を利用するのではなく、できるだけ自転車や公共交通を利用してください。
お出かけの際は、天気や体調に合わせて、自転車と公共交通を使い分けて(移動手段を最適に組み合わせて)、かしこく、快適に移動しましょう。
関連情報
お問い合わせ先
都市整備部管理課自転車活用推進係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話番号:03-5307-0735
ファクス番号:03-5307-0689
ここまでが本文です。