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更新日 : 2025年2月1日
小児インフルエンザ予防接種の費用助成
目次
令和6年度小児インフルエンザ予防接種の費用助成は、7年1月31日をもって終了しました。
インフルエンザについて
インフルエンザとは
季節性インフルエンザは急性呼吸器感染症で、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛などの全身症状が突然あらわれます。潜伏期は24時間~72時間です。呼吸器症状は遅れて出現することが多く、鼻閉、咽頭痛、せきなどです。合併症がなければ2~7日で治癒します。合併症、特に肺炎や脳症を併発した場合は重篤となります。
インフルエンザワクチンの有効性
現在国内外で広く用いられている不活化インフルエンザワクチンは、感染を完全に阻止する効果はありませんが、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。6歳未満の小児を対象とした2015/2016シーズンの研究では、発病防止に対するインフルエンザワクチンの有効率は60%と報告されています。
インフルエンザワクチンの副反応
発熱、悪寒、頭痛、倦怠感や、注射跡が赤みを帯びたり、腫れたり痛みを感じたりすることがありますが、通常は2日から3日のうちに消失します。まれに接種直後から数日中に、発疹、じんましん、紅斑、かゆみがあらわれることもあります。重大な副反応として、まれにショック、アナフィラキシー(注)があります。
(注)通常接種後30分以内に出現する呼吸困難や全身性のじんましんなどを伴う重いアレルギー反応のこと。
接種を受ける前に
予防接種を受けることができない方
- 明らかに発熱している方(通常は37度5分以上の場合)
- 重い急性疾患にかかっている方
- インフルエンザ予防接種液に含まれる成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある方
- その他、かかりつけの医師に予防接種を受けないほうがよいといわれた方
予防接種を受ける際に、医師とよく相談しなければならない方
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害などの基礎疾患のある方
- 過去に予防接種で接種後2日以内に発熱、全身性発しんなどのアレルギーを疑う症状のみられた方
- 過去にけいれん(ひきつけ)をおこしたことがある方
- 過去に免疫状態の異常を指摘されたことのある方もしくは近親者が先天性免疫不全症である方
- ぜん息等の呼吸器系疾患がある方
- インフルエンザ予防接種液の成分または鶏卵、鶏肉、その他の鶏由来のものに対して、アレルギーがあると言われたことがある方
予防接種を受けた後の一般的注意事項
- 接種後30分間は、ショックやアナフィラキシーがおこることがありますので、医師とすぐ連絡がとれるようにしておいてください。
- 接種後1週間は副反応の出現に注意してください。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめてください。
- 接種当日は激しい運動は避けてください。
- 接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
予防接種健康被害救済制度
関連情報
お問い合わせ先
杉並保健所保健予防課
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号
電話番号:03-3391-1025
ファクス番号:03-3391-1927
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