新しい学校づくり(学校適正配置) これまでの主な取り組み

 

ページ番号1008056  更新日 令和2年4月1日 印刷 

 教育委員会では、平成15年12月に杉並区立学校適正規模検討委員会の答申(注1)を受け、平成16年7月に「杉並区立小中学校適正配置基本方針」(注2)を策定しました。その後、基本方針に基づき平成18年2月に「杉並区立小中学校第一次適正配置計画(小学校の統合)」(注3)を決定しました。同計画により、杉並第五小学校と若杉小学校を統合し、区内初の統合校である天沼小学校が平成20年4月に開校(注4)しました。開校にあたっては、地域関係者や保護者、校長等で構成する「杉並第五小学校・若杉小学校統合協議会」において、新校の教育方針や校名、校歌等の検討を行いました。

 平成21年2月に当面の区内学齢人口の動向やそれまでの取り組みの経緯等を踏まえて、基本方針を改定(注2)し、著しく小規模化している学校(小学校6~7学級以下、中学校3~4学級以下)を適正配置検討対象校とし、最優先に対応を図ることとしました。
 この方針に基づき、平成22年3月に「杉並区立小中学校適正配置計画(永福南小学校と永福小学校の統合)」(注5)を決定し、「永福南小学校・永福小学校統合協議会」における開校に向けた諸課題の検討を経て、平成25年4月に新しい永福小学校として開校しました。
 また、平成22年5月に「新泉・和泉地区小中一貫教育校設置計画(新泉小学校・和泉小学校・和泉中学校の統合)」(注6)を策定し、小中一貫教育基本方針(注7)を踏まえた、同一校内で小中学生が共に学習・生活する施設一体型小中一貫教育校として、杉並和泉学園が平成27年4月に開校しました。開校にあたっては、「新泉・和泉地区小中一貫教育校設置懇談会」において教育内容、校章、校歌などについて意見交換を行いました。
 さらに、平成25年11月に「高円寺地域における新しい学校づくり計画」(注8)を定めました。同計画に基づき杉並第四小学校、杉並第八小学校、高円寺中学校を統合した区内2校目の施設一体型小中一貫教育校として、高円寺学園が令和2年4月に開校しました。開校にあたり、「高円寺地域における新しい学校づくり懇談会」において、新校の教育方針や通学の安全対策等について協議しました。

 平成24年10月には学識経験者や学校関係者などからなる「杉並区立小中学校新しい学校づくり検討会議」を設置し、児童・生徒数の動向や地域性などさまざまな視点から新しい学校づくりについて検討を行いました。その検討の報告(注9)を受け、平成26年2月に従来の適正配置基本方針を発展的に継承し、「杉並区立小中学校新しい学校づくり推進基本方針」(注10)を策定しました。この基本方針に基づき、学校適正規模の確保と学校の適正配置、学校施設の老朽改築、小中一貫教育の推進など、各施策と相互に連携して取り組むとともに、児童・生徒の教育環境の向上を第一に考え、新しい学校づくりの検討対象地域の学校関係者、地域の方々と十分に意見交換を重ね、計画を策定し、新しい学校づくりに取り組んでいきます。

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