平成15年 一般質問
平成15年第1回 定例会
2月26日
1 都政を革新する会
特別養護老人ホームは入所の必要性が高い方の優先を
- 原水禁運動発祥の地の区長として、核攻撃も辞さずといっているブッシュ大統領のイラク攻撃とこれを支持する小泉政権に対して、絶対反対、開戦阻止の立場を鮮明に示す必要があると思うが区長の見解を伺う。
- 特別養護老人ホームや通所介護の要介護度の低い高齢者の報酬単価が切り下げられている。このことにより、これらの軽度の高齢者が必然的に施設介助から排除され、さらに家族に過重な負担を強いることになるのではないか、区の見解を伺う。また、そういう現実を生み出さないためにも国に対して今回の介護報酬の見直し案の撤回を求めるべきと考えるがどうか。
- 国は、地域の実態に応じた介護保険の保険料を自治体の裁量であるとしている。払いたくても払えない人たちが「罰則」を適用され介護保険から排除される現実に対して、区は保険料の減額・免除の制度を設けるべきであるが。
- 区として独自の低所得者に対する介護保険の利用料の減免の拡大を求めるが。
- 保育園公設民営化については、保護者、区民の関心の高さは、区立高井戸保育園父母会による「公設民営化再検討に関する陳情」の陳情署名が短期に集まったことなどに示されている。区は全保育園保護者への説明会を行うべきであるが。
2 杉並・生活者ネットワーク区議団
協働のシステムづくりに向けた組織強化を
- 協働のシステムをどこが進めているかが見えない。専管組織を設けるなど、組織強化が必要ではないか。各部課でモデル事業を推進して併せて推進体制を整えるなど、全庁規模の体制づくりが必要だが。
- NPO・ボランティア活動推進センターの役割は大きい。センターの主体性を尊重しながら区も十分な関係性をもち、財政的な支援も含め対応していくべきと考えるが。
- NPO側からの提案、事業希望などを受け止める仕組みが必要と思うが。
- 地域経済活性化のための緊急対策のコミュニティ・ビジネスセミナーは事業立ち上げのノウハウの提供、相談体制、資金援助の仕組みなど、育てる体制づくりが必要だが、施策として考えているか。
- 「千客万来・アクティブ商店街事業」は構想としては評価できるが、更なる拡大が有効か危惧する。これまでの取組みに対しての総括はなされているのか。課題はどのように捉えているか。
3 私たちの杉並をつくる会
公会堂事業で不正行為の疑いがあり、談合防止の強化を
- 平和都市宣言の十五周年にあたり、積極的な平和事業の拡充を求め、区長の見解を伺う。
- 自治基本条例の実行のため、区政運営の改善と住民参画の促進などの予定を問う。
- 自治体首長などの汚職事件が後を絶たない状況への認識と、防止策の取組み。区長、幹部職員などに対する倫理条例制定の見解を問う。
- 入札に参加する事業者に障害者雇用等の達成など社会的貢献を加点する制度を設けるよう要請し、見解を問う。
- 杉並公会堂のPFI事業の競争入札では1グループのみであったことから、外部評価委員会で、「談合等何らかの不正行為が行われた可能性」について指摘され、事実関係を明らかにすることが必要であるとの意見が出された。不明朗なまま270億円余もの契約となる杉並公会堂事業を強引に推し進めているが、談合等の防止の取り組みを真剣にやるつもりがあるのか。
- 入札・契約の改善策として草加市で行われた、住民参加の公開方式による審査会制度を導入するよう求めるが区の見解を問う。
- 「配偶者暴力防止法(ドメスティック・バイオレンス防止法)」施行後の取り組みと成果、今後の対応などへの改善と強化の予定を問う。
4 日本共産党杉並区議団
介護保険の保険料は据え置きに最大限の努力を
- 介護保険の保険料の据え置きは区民の願いである。保険料引き上げ額である60円分について取り崩しても基金は残る。凍結は、経済的波及効果も期待できる。最大限の努力をすべきと考えるが。
- 一部低所得者に対する介護保険の利用料軽減制度が実現されているが、不十分であり、拡充が望まれる。是非この見直しの時期に拡充をすべきと思うが。
- 在宅介護を支えるための、ショートステイのベッドは、数カ月も前から申し込まなければ入れない。施設任せにせず、自治体として確保するための努力をするべきと考える。
- 支援費制度の申請手続きでは、制度内容や手続方法の説明不足などにより申請できないでいる障害者があってはならないが、そのようなことはないのか。また、従来どおりのサービスが受けられるようになっているのか。
- コストの面からのみ保育のあり方を考え、待機児解消をはかろうとしている企業参入を当然視する区の方向は改めるべきである。都がすすめる認証保育所などでなく未利用の公共施設を活用し、認可保育園を増設すべきであるがどうか。
5 平成維新
区債残高が減っても実際の債務負担は増えている
- 年度始めの4月で任期が切れる区長や議員が次年度予算の大半をつくってしまうことには違和感を感じる。改選後に相応の自由裁量を残すべきと思うが、なぜそれができないのか。
- 区の財政運営について、基金の取り崩しを求める他会派の質問に対し、区長は「仮に100円の収入しかないのであれば、100円内でやるべきだ」と持論を述べた。しかし、実際の予算案をみると、準骨格予算といいつつ、当初より減税補てん債(赤字区債)を発行したり、財政調整基金を取り崩したりしているではないか。
- 区債残高が減ったというが、それ以外ですでに将来の支出が固まってしまっている固定負債(債務負担行為)はどうか。10年前との差は。
- 区債残高などの「見える借金」は減ったが、区の債務負担行為や一部事務組合債などの「見えない借金」は逆に10年前より増えている。より深刻な事態になっているのではないか。
- 杉並公会堂の改築・運営など今後33年間にも及ぶ事業契約に関する議案が提出された。非常に大きな債務負担を伴うものであり、重大な問題と思うが、予算編成方針演説の中で、これについて何ら話題にふれていないのはなぜなのか。
- 介護保険や区の補助金が出る場合の住宅改修などで、高値販売や必要性の低い工事まで勧めるケースが出ているが。
6 杉並市民プロジェクト
分煙化の推進を
- 昨年施行された千代田区における「安全で快適な千代田区の生活環境の整備に関する条例」、罰則付きのいわゆる「歩きたばこ禁止条例」は、全国初ということで、大きな注目を浴びた。杉並区も条例による規制を計画しているようだが、「歩きたばこ」に罰則(過料)を課すことの意義について、どのように考えているか。
- 安全美化条例が制定された場合、施行までの周知等は、どのように行う考えか。
- 区役所内の分煙について、現在までの取組みと今後どのように取り組むのか。
平成15年第2回 定例会
6月17日
1 日本共産党杉並区議団
くさいトイレは児童、生徒の人権問題、早急な対策を
- 昨年、共産党の学校トイレ改修等の質問に対し、調査、対応するとの答弁があった。児童、生徒の人権に関わる問題であり早急な対応を求める。
- 南北交通「すぎ丸」の下高井戸地域まで乗り換えなしでの運行を求めるが如何か。
- 富士見ヶ丘商店街の今後の交通対策を示せ。駅前葬儀場はふさわしくない、自転車駐車場、集会施設の検討を。
- 玉川上水が史跡指定される。文化財保護法に反する放5計画の中止を都に求めよ。
2 日本共産党杉並区議団
外環道、インターチェンジ反対の決断を
- まちづくりの点からみても、善福寺のすばらしい自然環境を守るべきである。外環道反対、インターチェンジ反対を決断すべきではないか。
- 低所得者への介護保険料軽減制度をつくるとともに、利用料の減額対象者拡大を。
- 西武線下井草駅について、北口開設を実現させるため、最大限の努力を。
3 杉並区議会公明党
人に優しいまちづくりの推進、カラーバリアフリーの導入を
- 産業商工会館にエレベーター設置が不可能であるならば、安全で安心して利用できる設備設置の取組みはどうか。
- 公団荻窪団地の建替えに伴う周辺道路問題等は、区として調整すべきではないか。
- ユニバーサルデザインのまちづくりを進めていく上で、カラーバリアフリーに配慮した取組みが必要ではないか。
4 杉並区議会公明党
介護保険事業の支援策充実を
- 杉並区ならではの痴呆予防、痴呆高齢者の支援体制とはどのようなものか伺う。
- 幼稚園と保育所の一体的運営について、現在の取組み状況と今後の方向性を伺う。
- 小柴博士ご提案の遊歩道は、子どもたちが科学や自然を学べる遊歩道にならないか。
6月18日
5 都政を革新する会
インターチェンジ計画に対する区の姿勢を明確にせよ
- 都革新は、外環道の必要性の有無から検討を進めるべきと考える。青梅街道インターチェンジに対しては反対の姿勢を明確にせよ。
- 富士見ヶ丘通りの葬儀場建設計画は、危険な道路に一層の交通公害をもたらす。自転車駐車場用地として借り上げるべきではないか。
- 住基ネットはプライバシー保護の保証がない以上、接続は止めるべきではないか。
6 杉並自由・無所属区議団
男女共同参画社会におけるジェンダーフリー問題を問う
- 男女共同参画に関する基本的な考え方に関して、内閣府の指示である見解の周知徹底はなされているか。法令にも使用されないジェンダーフリーをなぜ使っているのか。
- 人間形成の基本である国語教育はどのように行われ、道徳教育での「心のノート」はどう使われているのか。
- 高円寺会館の建替えは早い時期が望ましいが如何か。
7 杉並・生活者ネットワーク区議団
これからの高齢者福祉と障害者支援費制度について
- 高齢者虐待への対応は、身近な地域の中での継続的なネットワークづくりが欠かせないと考えるが如何か。
- 介護する家族へのサービスや身近な相談機能、相談員の研修等を、区として早急に提供する必要があるが如何か。
- 支援費制度への移行で、障害を持つ方の自己選択・自己決定が尊重されるようになったが、どのようなサポートが行われているのか。
8 杉並自由・無所属区議団
行政評価の高度化と新たな手法導入による行政改革を
- 自治体経営に民間手法を積極的に取り入れることについて、どう考えているのか。
- ABC(活動基準原価計算)手法を導入しようとした理由は何か。
- 民間・他自治体を巻き込んだ「全体最適」の視点による行政改革をどのように考えているのか、所見を伺う。
9 社会民主党・緑の人々
男女共同参画社会基本法の理念に則った施策の継続を願う
- 少子化社会対策基本法案は、「家庭や子育てに夢を持つ」ことを「国民の責務」とし、不妊治療を提示するなど、個人の選択よりも産むことに重点をおいたものとなっている。今後の施策が女性の自己決定権を侵すものにならないよう願うが、見解は如何か。
- 長野や札幌の動きもあるこの時期、なぜ敢えて住基ネット接続を決断したのか。
10 杉並区議会公明党
方南幼稚園廃止に伴う跡地利用について
- 図書館と保育園の併設となるが、安全面への配慮等はどうか。地域の特徴を活かし、児童図書を充実すべきと考えるが如何か。
- 絵本の原画を展示するスペースをつくってはどうか。
- 方南町東自転車駐車場など利用率の低い駐車場にバイク置場を併設してはどうか。
- 障害者のおむつ支給事業については、価格引き下げに努力すべきではないか。
6月19日
11 杉並ルネッサンス
住基ネットにおける選択方式の問題点を問う
- 「参加希望者が意思表示する」のと「不参加希望者が意思表示する横浜方式」では、本来どちらが適しているか。
- 区が構築しようとしているセキュリティの仕組みは。
- 今後も国に対し住基ネットの問題提議、中止ないし反対の意思表示はしていくのか。
12 社会民主党・緑の人々
救命救急体制の整備を急げ
- 救命救急体制の整備は急務と考えるが、天沼地域町会連合会からの提案については、どのように対応する予定か。
- 障害児童がホームヘルプサービスを利用する場合、本人及び保護者が在宅していなければならないのか。
- 司法書士による無料法律相談の実施状況と回数増について伺う。
13 無所属
入札・契約改革を骨抜きにするな
- 保育園の公設民営化にあたり管理委託法人の公募が行われた。ところが、その応募資格は都内の社会福祉法人だけという厳しい参入規制が設けられていた。なぜ、社会福祉法人だけと限定したのか。
- 公募にあたっては受託希望法人を対象に公募説明会が行われたが、わざわざ業者を一堂に集め、このようなものを行うことは適切ではない。談合の防止・入札契約改革という観点からも、こうしたものは廃止したはずだが。
平成15年第3回 定例会
9月16日
1 井口かづ子議員
- みどりの施策について
- 区内農業の振興策について
2 渡辺重明議員
- 下井草駅周辺整備事業について
- 教育行政について
(1)喫煙問題について
(2)健康教育について
(3)食育教育について
(4)健康学園について
(5)体力向上について
(6)スポーツ振興について
3 本橋文将議員
- 教育基本法改正について
- 学校希望制度について
- 学力の定着と向上について
- 小中一貫教育について
- 学校図書館について
- 学校施設整備について
- 学校安全管理について
9月17日
4 くすやま美紀議員
- 東京都の「第二次財政再建推進プラン」について
- 高齢者施策について
- 子育て支援について
- 井の頭線のバリアフリーについて
5 山田なおこ議員
- 杉並区の危機管理について
6 梅田ひさえ議員
- 最近の景気動向と区財政について
- 人づくり構想について
- 危機管理と防災について
- スポーツ振興について
7 けしば誠一議員
- 区長の政治姿勢について
- 富士見ヶ丘葬祭場問題について
- 外環問題について
8 新城せつこ議員
- 区長の政治姿勢について
- 清掃に関して
- 教育について
9月18日
9 松浦芳子議員
- 方南図書館建設について
- 0歳児保育について
- 人権教育について
10 原田あきら議員
- イラク問題について
- 住民基本台帳ネットワークについて
- 中小業者対策について
- 学童クラブのNPO化について
- 特殊学級をなくす動きについて
11 押村てい子議員
- クリーン選挙について
- 防災について
- 下井草駅周辺開発について
12 小松久子議員
- 食の安全について
- 消費生活行政について
- 都市農業について
13 河津利恵子議員
- NPOとの協働について
- 子ども・子育て将来構想について
- 苦情調整委員の設置に関連して、区民の参加のあり方について
14 堀部やすし議員
- 新しいタイプの学校の創設と教育改革について
- すぎなみ環境目的税(レジ袋税)の未施行状態について
9月19日
15 青木さちえ議員
- 特別支援教育の在り方について
- 心身障害教育のLD、AD/HDについて
- 二重学籍について
- 高円寺駅周辺のまちづくりについて
16 奥山たえこ議員
- たばこ行政について
(1)路上喫煙防止
(2)区立施設の受動喫煙対策
(3)区内の喫煙環境
(4)喫煙の経済的得失
(5)禁・防煙教育
(6)禁煙支援 - 住基ネットについて
- 区立わかば公園落書告訴について
平成15年第4回 定例会
11月25日
1 藤本なおや議員
- 民間バスの新規路線整備について
- 安全・安心のまちづくりについて
(1)学校の危機・安全対策について
(2)新たな防火規制の件について - 高円寺会館・高円寺北保育園の改築計画について
2 渡辺富士雄議員
- 地域情報化について
- 善福寺川沿いの水害対策について
3 原田あきら議員
- イラク及び憲法の問題について
- 住民基本台帳ネットワークについて
- 教育問題について
- 学童クラブのNPOへの委託について
11月26日
4 富本卓議員
- これからの高齢者行政について
- 安全・安心のまちづくりについて
- 教育改革について
5 藤原一男議員
- 安全・安心のまちづくりについて
- 住宅地の生活道路の安全対策について
- 救急医療情報センターの設置について
- 食の安全対策について
- 動物と共生するまちづくりについて
- 富士見ヶ丘駅周辺の整備について
6 原口昭人議員
- 消費税等増税について
- 富士見ヶ丘駅周辺におけるまちづくりについて
- 史跡玉川上水と放射5号線について
- 区立図書館14館構想について
7 田中朝子議員
- 障がい者への理解と安全な地域生活の支援について
- さざんかねっとについて
8 とかしきなおみ議員
- 脱焼却・脱埋め立てのまちづくりについて
9 松浦芳子議員
- 性教育と環境ホルモンについて
- 青少年健全育成のための教育環境について
11月27日
10 けしば誠一議員
- 区長の政治姿勢について
(1)自衛隊のイラク派兵と自治体の戦争動員について
(2)在日外国人への排外攻撃について - 住民基本台帳ネットワークシステムについて
- 外環道について
- 富士見ヶ丘駅前斎場建設問題と駅周辺まちづくりについて
11 横山えみ議員
- 次世代育成支援対策推進法について
- 教育アクションプランについて
- 読書活動推進計画について
12 奥山たえこ議員
- 住基ネットワークシステムについて
(1)安全性(セキュリティ)の検証
(2)個人情報管理システム
1.情報の一極集中と地方自治体の自律性
(3)プライバシー保護
1.個人情報保護法制の整備と住基ネット
2.責任主体とコントロール権
3.自治体の責務
(4)電子政府・電子自治体
1.費用対効果
2.利便性とデジタル・デバイト
13 堀部やすし議員
- 今後の図書館運営について
- 公職選挙、国民審査の運営方法について
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