すぎなみコレクション「陸軍技師 柳井平八（やないへいはち）」

すぎなみコレクションとは

「すぎなみコレクション」略して「すぎコレ」では、杉並の歴史に関する資料のなかから、今話題のモノ、新しく博物館に収蔵されたモノ、近年調査がすすんでいるモノ、季節に関するモノ、学芸員のおすすめのモノなどを選び、随時展示を更新しています。
常設展示室の一つのコーナーとして展示しています。

「陸軍技師 柳井平八（やないへいはち）」令和7年1月12日まで公開

柳井平八は、明治21年（1888）、岡山県小田郡堺村（現・井原市）に生まれました。明治43年（1910）7月に東京高等工業学校（現・東京工業大学）建築科を卒業、陸軍省に採用され、昭和18年（1943）までの32年間、陸軍の建築技術者として勤務しました。柳井は大正13年（1924）より現在の杉並区阿佐谷北に居住しており、昭和20年（1945）2月、この地で56年の生涯を閉じました。
柳井の残した資料は、ご遺族より当館に寄贈され、杉並区有形文化財に指定されています。本展では、それらの資料を中心に、杉並ゆかりの陸軍技師・柳井平八を紹介します。

【主な展示資料】

• 学生時代のノート
• 欧米出張時の関係資料
• 使用していた雲形定規
• 授与された勲章・記念章・略綬

（注意）期間中、都合により展示資料の入れ替えを行うことがあります。