グリーンインフラを活用した流域治水の取り組みの推進について専門家との連携協定を締結しました

 

ページ番号1094751  更新日 令和6年7月1日 印刷 

近年の気候変動により、激甚化・頻発化する豪雨災害から、区民の生命や財産を守るためには、河川や下水道などの整備に加え、流域に暮らす区民と産・官・学などが一丸となって協働して進める流域治水の取り組みが重要となっています。
そこで、自然環境が有する多様な機能を活用するグリーンインフラを取り込んだ流域治水の検討を開始します。グリーンインフラの活用には、区内の多くを占める民有地での取り組みが必須であることから、区民との対話の機会を創出し、共に考え取り組んでまいります。
この度、強力なパートナーとして、流域治水に関する専門技術の研究や推進に向けた学びの場の提供、住民との新たなコミュニティの形成などに取り組んでいる゙「流域治水を核とした復興を起点とする持続社会」地域共創拠点゙と連携協定を締結しました。

協定名

流域治水の取り組みに関する連携協定

パートナーシップ

協定締結日

令和6年5月20日

締結相手

「流域治水を核とした復興を起点とする持続社会」地域共創拠点
プロジェクトリーダー 島谷 幸宏(熊本県立大学 特別教授)

善福寺川流域においてグリーンインフラに関する研究なども行っている熊本県立大学の島谷特別教授がプロジェクトリーダーを務めるグループで、流域治水の考え方に基づき、産学官が連携し、熊本県の球磨川流域の持続的な地域構築のための研究から社会実装まで取り組んでいるプロジェクトです。球磨川流域での研究結果を広く活用することも目的としています。

この拠点は、JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)による「共創の場支援プログラム(地域共創分野・本格型)」の支援を受けて設置・運営されています。

主な協定内容

  • グリーンインフラなど流域治水の取り組みの検討等に必要な基本情報等の共有
  • グリーンインフラなどに関する住民への周知や対話の場等への講師派遣
  • グリーンインフラの取り組みの検討や実施に必要な技術的助言などの協力

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このページに関するお問い合わせ

都市整備部土木計画課土木調整グループ
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