応援券で利用できるサービス
応援券で利用できるサービスは、親の子育て力を高めるもの、あるいは地域の子育て力を高めるもので、区が承認したサービスに限られています。1回の利用には、サービスの分類ごとに応援券で利用できる上限額があります。
利用できるサービス
サービスは大きく4つに分類されています。
- 親子地域ふれあいサービス
- 親(妊婦含む)をサポートするサービス
- 子どもを預けるサービス
- 子どものインフルエンザ予防接種
(注意)
- おむつやミルクなどの物品購入は対象ではありません。
- 現金との引き換え、他人への譲渡・売買もできません。
- 1回の利用で支払える応援券には上限額があります。上限額は、有償(購入制)の応援券も無償の応援券も同じです。上限額を超える部分は自己負担になります。 例:1日16,000円の「親(妊婦を含む)をサポートするサービス」の日帰り産後ケアのサービスを利用した場合の支払いは、応援券を30枚(15,000円分)と現金で1,000円のお支払いとなります。
- 1枚500円の券のため、サービス利用料金に500円未満の差額が生じた場合は現金でお支払いください。 例:1時間800円の「子どもを預けるサービス」を利用し、子どもを3時間預ける場合の2,400円分の料金支払いは、応援券を4枚(2,000円分)と現金で400円のお支払いになります。
親子地域ふれあいサービス
親も子も楽しむ交流事業
親子で一緒に参加し、「遊ぶ」「つくる」「体を動かす」など親も子も楽しめる内容で他の親子との交流を深める講座
- 技術や知識の習得が目的ではなく、地域のつながりを目指しています。
- 3組以上の親子を対象とした講座です。
親子の集い事業
親子が気軽に参加できる「場の提供」
- 「場の提供」は、相談にのったり声をかけてくれるスタッフがいて、安全で清潔な施設や遊具で遊んだり、他の親子と交流ができる場所です。原則区内で週1日以上、定期開催しています。
親子で楽しむ地域イベント
親子で楽しく参加できる観劇やコンサート、区内で実施される「季節のイベント・お祭り」など
- 乳幼児の親子が参加できて、楽しい時間を共に過ごすサービスです。
- 全体で25組50人以上が参加するサービスが対象になります。
- 乳幼児の参加に配慮があり、安全管理が保たれているイベントです。
サービス分類別の応援券で利用できる1回の上限額
サービス分類 | 主なサービスの例示 | 1回の利用上限額 | 兄弟姉妹間の券利用 |
---|---|---|---|
親も子も楽しむ交流事業 | 「リトミック」、「ことば交流」、「音を楽しむ」、「ものづくり」、「体を動かす」などの親子交流事業 | 3,000円 |
参加する子どもに交付された応援券を左記の上限額まで利用できます。 令和5年3月31日までは、兄弟姉妹の券でも利用できます。 |
親子の集い事業 | 集いのための「場」の提供 | 3,000円 |
参加する子どもに交付された応援券を左記の上限額まで利用できます。 令和5年3月31日までは、兄弟姉妹の券でも利用できます。 |
親子で楽しむ地域イベント | 観劇・人形劇・コンサート | 6,000円 | 参加する応援券対象のお子さんを含む人数×上限額の範囲で、保護者と中学生以下の兄弟姉妹の参加費として左記の上限額まで利用できます。 |
区内で実施される「季節のイベント・お祭り」など | 3,000円 | 参加する応援券対象のお子さんを含む人数×上限額の範囲で、保護者と中学生以下の兄弟姉妹の参加費として左記の上限額まで利用できます。 |
親(妊婦含む)をサポートするサービス
産前・産後の支援
産前・産後の母親を支援するためのサービス
- このサービスの対象者は、妊娠中から産後1年程度までの母親です(「出産・母乳育児相談」は除く)。
- 「産前・産後のからだを動かす講座」は、妊娠中から産後1年程度までの母親のみを対象とした講座で、3人以上の親を対象としたプログラムです。妊娠中の方は、主治医の承諾を受けてご参加ください。
家事援助
日常の家事(調理・洗濯・掃除)をお手伝いするサービス
- 日常の家事を援助することで、親子が子育てしやすい環境を整えるサービスです。
- エアコンクリーニングなどのハウスクリーニングには利用できません。
子育て相談
子育てに関する相談や子育て中の親へのカウンセリング
- 「子育て相談」は国家資格者(助産師、保健師、看護師、保育士、精神保健福祉士など)が相談にのるサービスです。また、カウンセリングは専門知識を持つスタッフが行います。
- 口腔ケアの健康相談のみについては、どの子どもの応援券で利用しても構いませんが、フッ素塗布のみの利用はできません。
子育て講座
子育てをテーマにした講座や講演会、子育てに役立つ講座
- 家族関係、親子の絆を深める、子育てをサポートするなど、子育てに関係した内容です。(親の資格取得のための講座は対象外)
- 参加者が3人以上で開催される講座です。
サービス分類別の応援券で利用できる1回の上限額
サービス分類 | 主なサービスの例示 | 1回の利用上限額 | 兄弟姉妹間の券利用 |
---|---|---|---|
産前・産後の支援 | 「産前・産後のからだを動かす講座」、「産前・産後の日常生活のお世話」、「訪問型・来所型産後ケアサービス(出産・母乳育児相談)」 | 5,000円 | 応援券を交付された子どもが複数いる場合は、どのお子さんの応援券でも利用できますが、1回に利用できる応援券の上限は左記の額までです。 |
日帰り型産後ケアサービス | 15,000円 | 応援券を交付された子どもが複数いる場合は、どのお子さんの応援券でも利用できますが、1回に利用できる応援券の上限は左記の額までです。 | |
宿泊型産後ケアサービス | 1日30,000円 | 応援券を交付された子どもが複数いる場合は、どのお子さんの応援券でも利用できますが、1回に利用できる応援券の上限は左記の額までです。 (注意)1泊2日は2日と数えます。 |
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妊産婦のおでかけ支援(妊産婦タクシー) | 5,000円 | ゆりかご券のみ利用できます。1回に利用できる応援券の上限は左記の額までです。 | |
家事援助 |
調理・洗濯・掃除等日常の家事全般の援助 |
5,000円 | 応援券を交付された子どもが複数いる場合は、どのお子さんの応援券でも利用できますが、1回に利用できる応援券の上限は左記の額までです。 |
子育て相談 | 「国家資格者等による子育て相談」、「子育て中の親へのカウンセリング」、「子どもの口腔ケアの健康相談とフッ素塗布」 | 5,000円 |
応援券を交付された子どもが複数いる場合は、どのお子さんの応援券でも利用できますが、1回に利用できる応援券の上限は左記の額までです。ただし、「子どもの口腔ケアの健康相談とフッ素塗布」のフッ素塗布は、サービスを利用する子どもの応援券のみ利用できます。 令和5年3月31日までは、兄弟姉妹の券でも利用できます。 |
子どもの健康相談と小児はり | 3,000円 |
対象のお子さんの応援券のみ左記の上限額まで利用できます。 令和5年3月31日までは、兄弟姉妹の券でも利用できます。 |
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「子育て基本講座・講演会」、「乳幼児のための食育」、「ベビーマッサージ」などの各種講座 | 3,000円 | 応援券を交付された子どもが複数いる場合は、どのお子さんの応援券でも利用できますが、1回に利用できる応援券の上限は左記の額までです。 |
子どもを預けるサービス
特定施設での一時保育
保育施設・幼児施設などの一時保育
- 国・都・区の基準に合った施設での一時的な保育のみが対象です。(月ぎめの保育料、在園児の延長保育料は対象外)
- 「幼稚園での一時保育」は、在園児以外の受け入れができる体制が整っています。
幼稚園での体験型保育
未就園児を対象に幼稚園が行う、体験型の集団保育
- 国・都・区の基準に合った施設で、2歳児以上の未就園児を対象としたサービスです。
イベントなどの託児サービス
イベント・講座などに親が参加している間の一時的な保育
- 規定を満たした保育者数、および有志資格者を配置して保育にあたります。
自宅での託児サービス
ベビーシッターが自宅に出向いて行う、一時的な保育
- ベビーシッターが保育にあたります。事業者には、それら保育にあたる人をコーディネートする体制が整っています。
- 事故などに備え、緊急の連絡体制が整っています。
サービス分類別の応援券で利用できる1回の上限額
サービス分類 | 主なサービスの例示 |
1回の利用上限額 |
兄弟姉妹間の券利用 |
---|---|---|---|
特定施設での一時保育 | 「ひととき保育」、「保育園・幼稚園」などでの一時保育 | 子ども1人につき20,000円 | 応援券を交付された子どもが複数いる場合は、どのお子さんの応援券でも利用できますが、1回に利用できる応援券の上限額は左記の額までです。(ゆりかご券は、妊娠中は上の子(就学前の兄姉)に利用できます。なお、出産後は、当該出生児の応援券として利用できます。) |
イベントなどの託児サービス | コンサートなどでの託児 |
子ども1人につき 20,000円 |
応援券を交付された子どもが複数いる場合は、どのお子さんの応援券でも利用できますが、1回に利用できる応援券の上限額は左記の額までです。(ゆりかご券は、妊娠中は上の子(就学前の兄姉)に利用できます。なお、出産後は、当該出生児の応援券として利用できます。) |
自宅での託児サービス | ベビーシッターなど |
子ども1人につき 20,000円 |
応援券を交付された子どもが複数いる場合は、どのお子さんの応援券でも利用できますが、1回に利用できる応援券の上限額は左記の額までです。(ゆりかご券は、妊娠中は上の子(就学前の兄姉)に利用できます。なお、出産後は、当該出生児の応援券として利用できます。) |
幼稚園での体験型保育 | 幼稚園の未就園児対象の保育 | 子ども1人につき20,000円 | 応援券を交付された子どもが複数いる場合は、どのお子さんの応援券でも利用できますが、1回に利用できる応援券の上限額は左記の額までです。(ゆりかご券は、妊娠中は上の子(就学前の兄姉)に利用できます。なお、出産後は、当該出生児の応援券として利用できます。) |
インフルエンザ予防接種
区内の医療機関でのインフルエンザ予防接種
- 応援券が利用できるのは、就学前の子どもの接種にかかる費用です。
- 令和5年3月31日までは、兄弟姉妹の券でも利用できます。
- ゆりかご券は、出産後は生まれたお子さんの応援券として利用できます。生まれたお子さん以外(妊婦・親・兄弟)への接種には利用できません。
ただし、令和5年3月31日までは、未就学児の兄弟姉妹にも利用できます。 - 診療日時・料金などの詳細については、各医療機関にお問い合わせの上ご利用ください。
- 1回の利用上限額は5,000円です。
- 国の承認を受け、医療品副作用被害者救済制度が適用されるインフルエンザワクチンの予防接種に限ります。
このページに関するお問い合わせ
子ども家庭部管理課子育て応援券担当
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-5307-0686