「ほめて育てる育児のコツ」講座(子ども・子育てプラザ成田西)(令和元年5月1日)

 

ページ番号1051336  更新日 令和4年6月27日 印刷 

「すぎラボ」は杉並区で子育て中のママライター・パパライターによるコンテンツです。

イヤイヤ期真っ盛りの2歳児を育児中の「うっち」です。「これとこれどっちがいい?」など「やだ」と言われないためのあれやこれやの策も効かず、いたずらも日々激しさを増しています。感情的に怒っては自己嫌悪、の毎日です。
そんな時に目にしたのが「ほめて育てる育児のコツ」講座のチラシ。

「子育ては毎日大変です。お子さんが小さいうちからほめる練習を積んでおくと、イライラせずお子さんといい関係を作りながら『ほめて育てる育児』ができるようになります。まずはこの講座を受けてほめ上手になろう!」

子どもとの関係性は一生続くので、イライラしないで子どもといい関係を作ることができるならぜひやってみたいと思い、講座に申し込みました。

講座について

講座は、「1.ほめてみよう」「2.一緒に楽しもう」「3.しつけに挑戦」の三回連続シリーズで、講師は臨床心理士の田崎美佐子先生でした。1歳6カ月~3歳までの子どもを持つ保護者を対象として、子ども・子育てプラザ天沼や和泉、成田西で不定期に開催されている講座(平成31年3月現在)です。子ども・子育てプラザ天沼で最初に見つけた時は、すでに満員。残念に思っていたところ、数カ月後にプラザ成田西で参加することができました。参加者は8組で、田崎先生や他の参加者の方々とも近く、同室内でプラザの先生方が子どもたちをみていてくださり、とてもあたたかな雰囲気でした。
今回は、講座の「1.ほめてみよう」「2.一緒に楽しもう」についてご紹介します。

1.ほめてみよう
初めに「子育ては大変なこと。ついイライラして大声で怒ってしまうこともあるけれど、小さいうちからほめる練習をして、子どもとの関係の基礎を作っておくことが大事。人からほめられる、認められると自信につながりやる気が起きる」というお話がありました。

次に早速ペアワークです。自分や家族をほめる練習として、最近がんばったことなど自分をほめることを紙に書き出しました。たくさん家事を頑張ったこと、子どもを怒らず辛抱できたこと、何でもOKです。その後、隣の人と書いたものを見せ合いそれをお互いにほめ合いました。
子どもをほめるためには、まず自分をほめること、パートナーからほめてもらうことも大事だそうです。

そしていよいよ子どものほめるところ探しです。
「生まれてから最初のお誕生日頃まで」と「最近」の子どものうれしいところを振り返って各々で書き出してみました。「小さい頃」は体も弱く、寝ない子なので大変で辛かった記憶しかなく思い浮かびませんでした。そして、いつも子どもを怒ってばかりいると思っていたけれど「最近」の子どものうれしいところはいくつも見つかりました。
その後、ほめるコツについてのお話を聞き、またペアになって、お母さんと子ども役になりほめる練習をしました。くつ下を自分ではいた、兄弟仲良くしていた、楽しそうにダンスをしたなど、何でも。

子どもを「ほめる」
・ 行動をほめる
・ ほめることは普通のこと
・ 言葉にすることが大事

「ほめる」コツ
すぐに、近づいて、目を見て、具体的に言う

2.一緒に楽しもう
「毎日5分でもいいので子どもと一緒に楽しむ時間を作ってみましょう」というお話がありました。忙しくて時間が取れない場合も、オムツをかえた時に足を動かしたりなどして少し遊んでみたり、洗濯物をたたむ時に洗濯物で一緒に遊んでみたり、などちょっとしたことでもよいそうです。子どもを主体に一緒に楽しく過ごすことで、子どもが「どんな時でも受け止めてもらえる」という信頼感を持つ土台となるそうです。

子どもの思いに寄り添い、理解する

子どもというものは、やってほしくない時に限って、やって欲しくないことをする、と思っている方も多いのではないのでしょうか?うちもそうです。でも、実はその子なりに、その時そのことをする理由がある。子どもの困った行動には、チャレンジしようとする芽が隠れていることが多い。でも、子どもはまだ自分でうまく気持ちや理由を伝えられないので、その困った行動の理由を親が想像する必要があるそうです。

困った行動に対しては、
「すぐ叱るのはガマン → 子どもの行動を理解する → 子どもの気持ちに注目(どんな気持ちか考える)→ どんな声かけができるか考える」 ようにする。

時間がない時に限って子どもが困ったことをして、強めに注意すると癇癪を起こし、怒ると、ますます激しく泣く。というパターンに陥ってしまいがちです。怒りをしずめるための方法もいくつかご紹介していただきました。私は、自分が怒ってしまいそうだと思ったら、別の場所に連れていくようにしてみました。そうすると、その間は叱るのをガマンすることになり、子どもも私も少し落ち着くこともあります。

続きの「3.しつけに挑戦」と講座に参加した感想については、「ほめて育てる育児のコツ」講座(子ども・子育てプラザ成田西)に参加しました(その2)でご紹介します。

すぎラボライター うっち

 

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