保育園の父母会ってどんなところ(平成30年2月15日)

 

ページ番号1039044  更新日 平成30年6月18日 印刷 

お母さんのイラスト

来年度4月からの保育園入園が決まり始めたこの季節、皆様は保育園「父母会」の存在をご存知でしょうか。初めて保育園に入園する方は、なんとなく「あるんだろうな」とは思っていても、その内容まではおそらくご存じないのではないでしょうか。また、すでに上の子を入園させている方も「どこも同じようなものじゃないの」と思っているのではないでしょうか。
今回は、そんな保育園の「父母会」について、「すぎラボ」メンバーの経験をもとにお伝えさせていただこうと思います。

どの保育園にも父母会はあるの?

父母会のある保育園もあれば、ない園もあるようです。また、父母会の活動が活発な園もあれば、そうでない園もあり、名称も「父母の会」だったり「パパママの会」だったりと園によってまちまちです。
なぜかというと、父母会はあくまで保護者たちが「自主的に立ち上げた会」だからなのです。
ですので、それぞれの園で名称も、やることも、会費も、それぞれなのです。

父母会ってどんな感じ?

私が知っている範囲(3園経験及び父母会役員として杉並区父母会交流会で聞いた内容による)ですが、父母会の役割はおおむね下記のような園が多いかと思います。

  1. 子どもたちへのイベント、プレゼント提供
  2. 園行事への協力
  3. 保護者交流会の開催
  4. 園と保護者間の問題調整

1については本当にさまざまで、お金をかけてプロの劇団を呼んでいる園もあれば、ボランティアなどをうまく活用して低コストで抑えている園もあります。回数も1回のところもあれば、年に2~3回開催のところも。クリスマス時期に園児全員にプレゼントを贈ったり、卒園児へのプレゼントを用意している園もあるようです。

2は、 運動会の時の近隣パトロールや、夏祭りへの出店など、園行事のお手伝いが伝統になっている園も多いようです。地域のイベントへの参加・協力などがある場合もあります。

3については、予算(お茶代程度)を設けている園もありますが、単に声かけだけの場合も。クラス単位だったり、全体開催だったり、両方だったりと、やはり園でさまざまなようです。

4については、それほど出番は多くないように思いますが、園の方針が大きく変わった場合などに父母会が間に入ることはあります(その年の父母会役員の考え方にもよる)。

ほいくえん園舎

いずれにせよ、たいていの園では例年やっていることを翌年にそのまま引き継ぐことが多く、去年と今年でがらっと変わった、ということは少ないと思いますので、詳しくはその園の先輩パパママに聞いてみるのが良いかもしれません。また、基本的には年々役員の手がかからないようにしている傾向が強く、手間のかかるバザーなどは減ってきていると個人的には感じています(時代の波でまた増えるかもしれませんが)。

なお、父母会の会費については、私が調べた範囲では、年間1,000円~2,000円程度の園が多いのではないでしょうか。もっと安い園もありますし、高い園もあります。バザー等で会費を確保する園もあると聞いています。また、兄弟姉妹が同時通園の場合は兄弟姉妹の分は無料の園もあれば、そうでない園もあり、こちらについても園によって異なるようです。

入会しないことは可能?

昨今、PTA参加の自由が話題になることがありますが、保育園の父母会でも、ほとんどの園が入会自体は「任意」になっているかと思います。
ただ、園イベントへの出店や園ホールでの観劇会など、園児皆が楽しんでくれることを願って活動を行っているので、父母会役員経験者の私としては、できれば入会してあげてほしいと思います。

また、父母会には園との交渉という大事な役割もあります。保育園が保育園側の都合だけで何かを変えようとした時に「それ、ちょっと違うんじゃないですか?」と待ったをかける力を父母会は持っていると思います。実際、私の保育園生活15年の中でも、そういった場面を何度か見てきました(大きな問題もあれば小さい問題もありました)。
もしかしたら、今は父母会なんて無くしてしまってもいいんじゃない、と思われる方もいるかもしれません。でも、今あるこの父母会は、過去の先輩パパママ達ががんばって立ち上げてきてくれた会です。父母会の手間を減らすためにイベント等を減らしたりなくすことはあったとしても、将来何かあった時のために、父母会の存在自体は残して行ってほしいなと、個人的には願っています。

父母会役員ってたいへん?

父母会役員については、おそらく「在園中に必ず1回はやりましょう」という不文律が浸透している園が多いのではないでしょうか。
それが良いのか悪いのかはさておくとして、個人的には、父母会役員は早めにやっておくことをオススメしています。なぜなら、上の学齢に知り合いのパパママができることで、この先、学齢が上った時に何が必要だとか、どんなイベントがあるとか、いろいろな話を聞くことができるからです。
また、保育園の父母会役員は小学校のPTAほど大変ではありません。なにしろ、ほぼ全員が共働き家庭のパパママ達なので、平日日中の会議は、まずありません。私の経験した園でも、土日に年に数回集まるくらいで、あとはメールやLINEでのやり取りがほとんど。自分の担当になったイベントの当日以外で、お休みをとったことは無かったように思います。

いいねと両親指を立てる女性

それでもどうしても役員は避けたいなぁというパパママもいらっしゃるかと思います。その場合は、できるだけ0歳、1歳クラスのうちに役員に立候補しておくと良いかもしれません。なぜなら、たいていの園の場合、会長・副会長などは園生活も長い年長・年中さんクラスから選出されることが多く、一番下のクラスの役員は、比較的簡単な役割をあてられることが多いからです。
それを知ってか、実際2人目3人目のパパママは早々に手を上げることが多いようです。どうしようなんて悩まずに、低学齢のうちにさっと手を上げてしまったほうが良いかもしれませんね。

終わりに

以上で、なんとなく保育園の父母会のイメージはつかめましたでしょうか。
最後に、私がいくつかの園を経験して、いちばん「えええっ」と思った出来事を紹介して終わろうと思います。

私が過去に父母会活動で一番焦った出来事。それは、最初の園では父母総会が懇親会をかねていて、おおむね半数以上の家庭が出席し、お下がりをゆずりあったりして和気あいあいとした会だったのに、3番目の園では父母総会はほぼ全員委任状提出で、参加したい人が参加すればいいとはいえ、事実上役員会のようで、びっくりしたというか、気まずいというか、という体験をしたことです。

最初にも述べたように、父母会は園によって内容も活動もさまざまです。保育園に慣れたパパママでも、もし上の子と違う園に下の子を入れることがあった場合は、情報収集はしっかりとされることをオススメいたします。

すぎラボライター 晶姐

 

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