冬の病気・怪我の注意と対策(平成29年12月15日)

 

ページ番号1038218  更新日 平成29年12月15日 印刷 

寒くなってきました。冬休みもやってきます。
そこで、杉並区役所子育て支援課の保健師さんに、冬に注意すべき病気・怪我と、その対策を聞いてきました。
まず「冬に子どもに起こる病気・怪我で最も多いものを3つ教えて下さい」とお聞きしたところ、「感染症、火傷、怪我」というお答えをいただきました。

感染症

インフルエンザやノロウイルス等による感染性胃腸炎は、11月下旬から年末にかけて爆発的に増えるそうです。
感染症と一言で言っても、インフルエンザやノロウイルスなどウイルスが原因のもの、結核やO157感染症など細菌が原因のものなど、病原体は色々あります。

予防としては、手洗い、うがい、マスクという、予防の基本中の基本を行うことです。
しかし、病原体によっては感染経路も色々で、インフルエンザなど、飛沫を吸って感染するものに関してはマスクは有効ですが、感染性胃腸炎は接触感染ですから、マスクでは防ぎ切れず、手洗いが非常に大切になってきます。

外出後はもちろん、食事の前や、トイレから出た後は必ず石鹸を使ってしっかりと手を洗いましょう。
指の間や爪の中、手のシワの間までしっかり洗わねばなりません。冬は長袖を着ているので、手洗いも手のひらだけを洗いがちですが、ちゃんと腕まくりをして手首の上あたりまで洗うのも重要です。
石鹸は薬用石鹸の方が望ましいですが、薬用だからといって手洗いの手抜きをしてはいけません。薬用石鹸で手抜きをするよりも、普通の石鹸でしっかり洗う方がいいそうです。

うがいについて、小さなお子さんの中には「ゴロゴロうがい」ができないお子さんもいらっしゃいますが、口に水を含んで「くちゅくちゅ」するだけのうがいでも効果が望めるそうです。

もし感染症になってしまったら、早目に病院に行く事が基本です。

火傷

たき火に当たる子ども

冬は暖房器具の出番が増えます。また、食事では鍋物などが登場します。すると増えるのが火傷です。
ガスストーブなど、大人は火傷をしにくい暖房器具でも小さなお子さんは肌が薄いので、火傷をしてしまう事もあります。小さなお子さんがいるお宅では、暖房器具にはぜひガード、サークルを付けましょう。

鍋物を作って、キッチンからテーブルに移動する途中でお子さんがぶつかってきてお子さんに鍋物がかかってしまい火傷をしてしまう、という例もあるそうです。
鍋物や温かい料理を作って移動している時は、お子さんがどこにいるか、何をしているか気をつけましょう。

火傷になったら、まずは流水や氷嚢で冷やすことが重要です。
火傷の範囲が広かったり、とても赤くなったり水ぶくれができた場合は、冷やしながら病院に行きましょう。

怪我

冬は怪我が増えます。スキーなどのレジャーに行って怪我をするのはよくある事ですが、レジャーに行かずとも、雪や路面の凍結で足を滑らせてしまう事があります。
また、12月は交通事故が非常に増える時期です。
日没が早くなることで視界が暗くなる事と、年末で誰しもが生活にゆとりが無くなってしまう事が原因と言われています。

こういった怪我をしないためには、ゆとりを持って行動をすることが効果的です。
予定時間の5分前、10分前に行動をするようにすれば少しは心にゆとりができますので、早目の行動を心がけましょう。

怪我の対処法は、打撲の場合はまず氷嚢などで冷やします。動かすと痛いようならば、病院に行きましょう。切り傷、刺し傷の場合は、まずは流水で洗い流してから消毒をします。
絆創膏を貼るのはいいのですが、絆創膏の頻繁な貼り替えが傷の治りを悪くする事があります。今は自分の治癒力で傷を治すタイプの絆創膏が販売されていますので、そういったものを使って貼ったままにするのも有効です。これも、出血が多いなど、ひどい場合は病院に行って処置してもらいましょう。

生活の乱れ・SNSなどでのトラブル

「その他、特に多くなるというわけではないけれど、冬に子どもの生活で心配なのが」と教えていただいたのが、生活の乱れとSNSなどでのトラブル。
冬は寒くてつい遅寝遅起きになりがちです。そのために朝ごはんを抜いてしまうお子さんもいるそうです。
また、寒さから家に閉じこもってしまい、携帯端末やスマートフォンをいじっていると、怪しげなサイトや危険なサイトにアクセスしてしまう危険も増えます。

冬だからと言って、家にこもらず、身体を動かし、生活リズムを崩さないように心がける必要があります。
対策として、例えば、「朝起きて新聞を取ってくる」「朝起きて花に水をやる」「朝食の手伝いをする」など、朝のお手伝いの約束などを作れば、遅起き予防になり、生活リズムを作れます。

また、保護者の方も年末だから忙しいとは思いますが、お子さんが引きこもってしまっていないか、何をしているか、ゆとりを持って見つめてあげましょう。

ライター 「すぎラボ」 金口 桂

 

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