すぎラボママの震災記(3月11日を振り返る)その2(平成28年10月1日)

 

ページ番号1028248  更新日 平成28年10月1日 印刷 

平成23年3月11日午後2時46分、東日本大震災発生。
あれから5年が経ちました。
その時何が起こったのか、今後このようなことが起こった時にどうしたらいいのか。
すぎラボメンバーの晶姐が当時を振り返ってみました。

当日の家族の所在地

  • 私:西新宿高層ビル30階オフィス
  • 夫:都心低層ビルオフィス
  • 長女:学童保育
  • 長男:保育園

当日のこと

高層ビルの30階で仕事中に大きな揺れ。揺れは次第に地震のそれから、ビル全体がぐるぐると円を書くような揺れに。鉄骨のギギギギーと軋む音をさせながら、30分近くは揺れ続けていたでしょうか。窓から外を見れば、周囲の高層ビルもみんなビョンビョンと揺れていて、「低層の建物にいるであろう子どもたちや夫よりも、ぜったい私が一番やばいって」と心の中で叫んだのを覚えています(いや、声に出ていたかも)。地震で机の下に本気で隠れたのは、この時が人生初だったと思います。

その後落ち着くのを待って帰宅。甲州街道を2時間ほど歩きました(車道は車がビッチリで、まったく動かない状況でした)。途中大きな危険はなかったものの、古いビルのガラスや外壁は一部壊れ落ちており、公衆電話と自転車屋さんに長い列ができていたのを覚えています。また、途中で携帯の電池が危うくなったのでコンビニで充電器を買いたかったのですが、街道沿いのコンビニはほぼ商品棚が空。幸い、一本路地に入ったお店ではまだまだ品揃えもあったので、おかげでその後も夫とメールで連絡を取り合いながら帰宅しました(都心部に勤務の夫は、定時退社後2時間半かけて徒歩で帰宅)。

自宅から保育園に迎えに行く途中に踏み切りがあるのですが、電車は全て止まっているものの、近隣の踏切も全て降りたままでまったく上がらず、とても困りました。甲州街道を歩いている途中も閉まったままの踏切を多く見かけたので(多くというよりほぼ全て)、この日はどこもそんな状態だったのではなかったでしょうか。

なお、家の中ですが、玄関に置いてた水槽が落ちてないか心配でしたが、幸いテレビがずれていたくらいで大きな被害はありませんでした。

保育園、学童のこと

当時は保育園も学童も小学校も、緊急時の一斉メールが整備されておらず、個々に電話確認するしかない状況でした(当然通じにくい)。ただ、長男の通っていた園では、毎年父母会が任意でメーリングリストを作っており、園長からの要請で保育園からの「けが人はいない」「最後まで待ってるから焦らず迎えに来て」というメッセージを父母会メールで流すことが出来、おかげで皆さん落ち着いて帰宅することが出来たようです。最後にお迎えに来た保護者の方は、午前0時近かったと聞いています(湾岸のオフィスで津波警報でなかなか帰宅させてもらえず、かつ徒歩だったのでその時間になったとのこと)。

なお、学童や小学校などでは、館長や校長の判断で子どもたちを帰宅させたところがあり、後日ブーイングが起きたところもあったようです(うちの長女の学童は引き取りでした)。というのも、実は区のマニュアルが「東海沖地震の際は引き取り帰宅とする」という記載になっていたらしく、東海沖では無いため帰宅させてしまった、とのこと。ただ、この地震の後マニュアルは「震度5強以上の場合」に改正されたとのことなので、区の素早い対応に保護者として感謝を述べたいと思っています。

その後のこと

東京はそれほど大きなパニックにもならなかったので、週明けにはふつうに登園、登校、出社したように思います。しばらくは揺れに敏感で、夜中何度も微弱な揺れで目が覚め、今思えばやはり精神的にはかなり極限だったなとは思います。

震災をきっかけに見直したこと

非常袋の見直し。特に非常食系は期限切れが多く、すぐにでも取り換えたかったのですが需要が多く品薄だったため、実際に入れ替えられたのは夏頃だったと思います。

また、子どもたちが自宅で留守番をするようになってからは、自宅で大きな地震にあった場合の避難方法や避難先などを話し合っています。道路状況や火災のリスクなども考えて色々話すのですが、子ども達はだんだん怖くなって来るらしく、途中で「もうやめて」と言われることも多いのが悩みの種です。

今だから言えること

あってよかったモノ 知っていてよかったコト

非常袋

結果的には使いませんでしたが、必要性は痛感したため震災後は定期的に内容確認をしています。特に子どものものは、赤ちゃん時代とその後では違ってくるので、きちんと考えて用意するようにしています。水や食品包装ラップなどは常に常備品があるよう心掛けています。

ガスの元栓の復旧

大きな揺れがあると、ガスメーターの安全装置が働きガスがつかなくなるので解除が必要になるのですが、知らずにパニックになったご家庭も多かったと聞いています(解除方法はガスメーターのところに明記されてます)。

あったらよかったモノ 知っていたらよかったコト

モバイルバッテリー

スマホ用に常に充電満杯にして持ち歩くようにしています。

ヨーグルトメーカー

これはたぶん我が家独特。長女はヨーグルトが主食という程ヨーグルト好きな子なのですが、当時計画停電の実施の影響でヨーグルトの生産がほぼなく(牛乳は普通に売ってた)、勢い余ってヨーグルトメーカーを購入してしまいました。今はヨーグルトはめったに作らないのですが、低温調理器としては活躍しています。

その他

共働きなので、やはり気になるのは親がいない間の災害です。震災や水害などいざという時について話し合ってはいますが、不安は尽きません。子どもにとって、いざという時に親以外の頼れる大人が家の近くにいるようにしてあげることも、共働き夫婦の家庭では大事なのではないかと思う今日この頃です。

≪担当者:晶姐≫

 

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