「こども手帳」を始めました(講座編)(平成28年2月15日)

 

ページ番号1019278  更新日 平成28年2月15日 印刷 

夕方、仕事から帰宅すると小学2年生の次女に、「宿題やった?」「何時から宿題やるの?」「◯◯は宿題すんでからにして!」(◯◯にはテレビ、タブレット、マンガ、レゴなどなどが入ります。)「何時にお風呂入るつもり?」と言わない日はない私。

自分がバタバタと晩ご飯やお風呂の支度をしているときに、のんびりのんびりしている次女の姿が目に入るとイライラがたまってきます。

ついつい、しつこく次女に口を出してしまい、「もぉ、言わないで!」と、逆ギレされることもしばしば。次女が寝るまでの限られた時間には宿題、時間割、食事、お風呂‥とやらなくちゃいけないことがたくさんあるのに、ずるずると遅くなってしまいます。そして、お布団に入ってからも「明日はちゃんとやってね!」と怒られて次女の一日は終わります。

こんな毎日はお互いの関係によくないなぁーと思い、時間の感覚や自分がやらなくちゃいけないことを意識する方法はないかなと考えていたときに、「こども手帳術」講座が高円寺で開かれることを知り、「この生活から助けてー!」と、救いを求めて参加してきました。

保護者のための基礎講座

受講生たちの写真
各地からママが集まりました

今回はまず保護者向けの基礎講座で「こども手帳術」の基本コンセプトを学び、その後に親子講座で子どもと一緒に実際に自分の手帳を作りました。

基礎講座に集まったママは12名。都内だけでなく首都圏、北海道からも参加され、参加者のうち半分はこども手帳のベースである「あな吉手帳」のユーザーで、私を含めた半分は非ユーザーでした。

「あな吉手帳」とは

「あな吉」こと料理研究家の浅倉ユキさんが、家事や育児に追われる主婦のやることを整理して、時間を使いこなすために考案した主婦のための手帳術です。やることを付箋に書き出して整理し、手帳に順番に並べ、用事が終わったら付箋を剥がして、スッキリした達成感を感じることができます。
この他に毎日の暮らしを楽に、気持ちよく過ごすための工夫がこらされています。

講師である星野けいこさんは二人の女の子のママ。二人目の出産と長女の幼稚園入園が重なり、幼稚園と生まれたばかりの赤ちゃんのお世話という二つの生活で、日々がバタバタと過ぎ、なんとか毎日をうまく回したいと思ったことが「こども手帳術」考案のきっかけになったそうです。

子ども自身が一日の予定を理解し、明日の持ち物の準備を一緒にすることで、毎日を安心して過ごすことができ、親であるけいこさんのストレスも軽くなったそうです。

幼稚園時代に手帳術に慣れたお嬢さんは、小学校入学後も学校や習い事の予定や持ち物を手帳で管理して把握し、慣れない学校の朝の支度がスムーズにでき、忘れ物を防ぐこともできているそうです。

そんな星野さんの話を聞くと、朝の支度をスムーズにしてほしい、宿題を決めた時間にすませてほしい、忘れ物をしないでほしい、習い事の予定を把握して遊ぶ約束をしてほしい‥…とママたちのたくさんの悩みは、「手帳があれば一気に解決できそう!」と思えてきます。

でもけいこさんは、ママの願いだけが詰まった手帳では「子どもたちが楽しんで続けることができません」と釘を差します。手帳を続けて使用し、自立したスケジュール意識を養うためには、「子ども自身が手帳を好きになること」が大切だと言います。

手帳を好きになってもらうには、子ども自身が選んだ「好きなもの」「楽しいもの」を手帳の中に取り込んで、見て楽しい手帳にしたり、「いきたいところ」「やりたいこと」「ほしいもの」を書き出して、自分の未来を楽しみに思ったりすることが大事なのだそうです。

サンプルの手帳を見せてもらうことで、自分の子どもだったらどういうことが必要なのかを具体的にイメージすることができました。

サンプル手帳の写真
サンプル手帳を見て具体的に考えます

そういう風に子どもと一緒に手帳を作ることそのものが、親子のコミュニケーションの時間になり、子どもが考えていることを知るきっかけにもなります。

わが子の性格や得意なこと、苦手なこと、興味を持っていることを改めて思い浮かべ、どんな風に手帳を使っていけたらいいのか、を考えるところで基礎講座は終了です。

お話をする保護者たちの写真
日頃の悩みをママ同士でシェアしています

2回目は親子で参加

基礎講座を終えて3週間後に今度は次女と一緒に親子講座に参加しました。
「こども手帳」を作るために、長女が2016年用のキャラクターの手帳を用意したのに対し、自分はキャラクターの手帳を買うのを我慢して、空っぽのバインダーにちょこちょこスケジュールを挟んでいた次女。「手帳を作る!」と張り切って出かけました。

講師である星野さんの写真
講師の星野けいこさん

まずは一日の流れをつかむために、子どもの毎日の生活を整理します。

子どもがやらなくちゃいけないことだけではなく、やりたいことも書き出してみました。
やらなくちゃいけないことは、学校の宿題、習い事の宿題、学校の時間割の用意、習い事の準備、ごはん、トイレ、パジャマの片付け、上着の片付け、お風呂、歯磨き‥たくさんあります。
やりたいことは、テレビを観る、ゲーム、タブレット、だらだら、おやつ‥こちらもどんどん出てきます。
こうした項目を整理して、一日の流れの中でどういう順番にどのくらいの時間をかけてやるのか、付箋に書き出して並べていきます。

一つ一つがどのくらいの時間がかかるのか、終える時間は何時か、子どもと話し合いながら決めていきます。

作業風景
親子で話しあいながら作業しました

子どもの年齢に合わせて、小学校入学前の子どもには項目を絵で表したり、中高生には生活に関わる項目はざっくりまとめて、一日の大きな流れや試験や部活などの月間の予定をつかめるようにしたりと、参加者それぞれがけいこさんにアドバイスを貰いながら、作業をしました。

付箋を貼った手帳の写真
付箋で一日の流れを整理しました

次女の場合は、学校のある日の朝、習い事のある日、習い事のない日などを作ってみました。

流れの整理ができたら、かわいいマスキングテープで端を補強して穴をあけ、バインダーに綴じ込んで一日の流れの完成です。

付箋を貼った手帳の写真その2
一日の流れが分かるデイリーの完成です

手帳の形が出来上がってこれで満足しちゃいそうですが、けいこさんがここで念を押します。

「『こども手帳』は一日の予定を見通せるように作って、それで終わりではありません。作った手帳を毎日見ることが大切です。一日の終わりに親子で一緒に、今日できたこと、できなかったことを振り返ったり、これからやりたいことを書き留めたりする。そして、明日はどんな一日なのか、やることを確認する時間を取ることこそが大事です。
『楽しい一日は、前日の晩から』。これを習慣にすることが将来自己管理できる大人への最初の一歩です。」

けいこさんはお風呂の後、娘さんの髪の毛を乾かす時間を、手帳を見直す時間にしているそうです。「これをやる!」っていう時間を毎日作るのはなかなか難しいので、「毎日する他のことをしながら」手帳を見直すことにした方が習慣にしやすそうです。

講座でけいこさんが話されたことや、他の参加者から聞かせてもらったことなどを、次は自分の毎日で実践していきます。
この続きは後日、実践編でご紹介します。お楽しみに。

講師紹介

【星野けいこさんプロフィール】

あな吉手帳術ディレクター・講師、自分deカウンセリング講師
手帳術で自身の生活が、ラクにそして楽しくなった経験から、子どもたちにも活用できるのでは?と考え、「こども手帳術」を考案。

著書「こども手帳術」2014年9月出版(パルコ出版)
「あな吉手帳術」&「こども手帳術」で、みなさんの生活がラクに、楽しく充実した毎日になるよう応援中。
プライベートでは2女児の母。

子育て中心の生活のため、学校の役員、子どもたちの習い事送迎に時間を費やしながら、趣味の時間はしっかり確保!一見アクティブな人に見られるが、実はお家にいるのが大好き。

今後の講座予定
日時 講座名 会場
平成28年3月19日(土曜日)午前10時30分から午後1時まで こども手帳術基礎講座(親向け座学) ヒトツナ(高円寺)
平成28年3月19日(土曜日)午後2時から午後4時まで

こども手帳術親子講座

ヒトツナ(高円寺)

今回ご紹介した保護者向け講座と後編の親子講座が一日で受講できます。
お申し込みは星野けいこさんのブログからどうぞ。

ヒトツナについて

かわいいレンタルボックスの小物が商店街から見えるイベントスペースです。クラフト、スイーツ、子育て講座などさまざまなイベントが開催されています。予定をぜひチェックしてみて下さい。

JR高円寺駅南口より徒歩8分、丸ノ内線新高円寺駅より徒歩6分
東京都杉並区高円寺南3丁目23番16号
ルック商店街内

電話番号:03-6454-6800

ヒトツナの写真
イベントスペースのヒトツナ

(mugi 中1と小2女子のママ、年の差姉妹それぞれの予定に振り回されています)

地図

地図:高円寺フリースペース ヒトツナ

 

このページに関するお問い合わせ

子ども家庭部管理課庶務係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-5307-0686