映画『みんなの学校』の上映会に行ってきました(平成27年12月11日)

 

ページ番号1017618  更新日 平成27年12月11日 印刷 

上映会会場の画像

先日、セシオン杉並で開催された、家庭教育講座 「映画『みんなの学校』を観て地域で地域の子ども育てを考える」に参加してきました。

映画『みんなの学校』って?

大阪市の公立小学校の取り組みを描いたドキュメンタリーの上映会が、今、全国各地で行われています。
普通の小学校の何がそんなに多くの関心を集めているのでしょうか?
映画に出てくる大空小学校では特別支援教育の対象となる子も、感情がうまくコントロール出来ない子も同じ教室にいます。
担任の先生だけでなく、学校の他の職員はもちろん、保護者、地域の人たちが子どもたちを見守り、支え、子どもたちが安心して通える学校づくりをしています。
「地域の子どもたちが安心して通える地域の学校は自分たちがつくる」、そのための日々の働きかけを丁寧に見つめる映画です。

映画を観ることがはじめの一歩に

上映会を主催した立木さんの画像

上映会を主催した立木麗さんにお話を聞きました。

立木さんのコメント
『みんなの学校』を実際に見る前からとても素敵な映画だと耳にしていました。
普段から地域や学校で、全ての子どもたちが一緒に本当の意味で生活出来ていないことは気になっていました。
私が小学生だった頃は学校内に特別学級があり、私のクラスにも在籍していたので特別というよりか彼がいて当たり前な日々でした。
本当はいろいろな人がいて当たり前なのに、同じことが出来ないからとどんどん分けていく。そうではなくて出来ないことがあればできる人が手を貸せばいい。そんな風に一緒に生きていける社会が大空小学校では当たり前なんだから、他でもできるはず。
実際にはクリアしなければいけないことがたくさんあると思います。
でも一人一人が小さなはじめの一歩からスタートすればきっとできる。
そのはじめの一歩の前に、背中を押せたらと私の育ったそして我が子の育っていく杉並で上映会を開催しました。

 

上映中の様子

小中学生の保護者を中心に、未就学児の保護者、仕事などで子どもとの関わりを持つ方などが来場され、スクリーンに見入っていました。

お母さんと一緒に来た子どもたちも、スクリーンの中の学校の様子に見入ったり、子どもたちの会話に笑ったり、じっと聞き入ったりしていました。
それぞれが身近な子どものことを思い浮かべたり、自分の小学生時代を思い出したりしながら、あっという間に上映時間は過ぎていきました。

上映後の座談会

座談会の様子

この映画に興味を持って上映会に参加された方の中には、それぞれの理由で今の子どもたちの生活や学校での毎日に、不安や心配事、課題を感じている方がいます。
そんなことを感じていない方も、この映画を見ると子どもたちの毎日をもっともっと豊かなものにして、成長を支えたいという気持ちが湧いてきたようです。
こんな小学校を自分の身近なところに実現しようと思ったら、そのために私たちは実際にどうしたらいいのでしょう?
上映終了後、二つのグループに別れて、映画の感想や自分がこれから取り組みたいことについて話し合いました。

参加者は小中学校の生徒の保護者、特別支援学校の保護者、公立小学校で特別支援教育を受けている生徒の保護者、子どもたちと関わる職業の方など、それぞれの立場から自分の思いを話されました。
現在の子どもたちの学校生活について、親ができること、学校ができること、子ども同士の関係から生まれる力、またどうやって地域の子どもたちに関わっていくか、地域の異なる世代と一緒に関わるためにはどんなことが必要なのか、話題が広がりました。
この映画を見て、保護者、教職員、地域住民、子どもを囲む人々が一緒に考えて、それぞれができることを一歩踏み出せば、学校が変わり、地域が変わり、社会が変わっていく、上映会をきっかけとしてそんな変化が生まれそうです。

座談会の様子2

参加した感想

『みんなの学校』を渋谷の映画館で上映すると知ったのは、長女のクラスが学級崩壊の状態になり、緊急の保護者会が開かれ、教職員も保護者も子どもたちへの対応に悩んでいた頃でした。そんなときにこの映画を見たら、大空小学校は自分の子どもが通う学校とは違う特別な学校だと、うらやましく思うばかりだろうと考えて映画には足を運びませんでした。
それから半年あまりが過ぎ、長女は小学校を卒業し、中学校に慣れ、忙しさに充実感いっぱいで毎日を送っている頃、都内で上映があることを知り、見に行きました。
見終わってビックリしたのは、もっと大空小学校の運営に対してうらやましいと思うだろうと思っていたのですが、感じたことは別でした。
あんな顔で子どもたちが卒業式を迎えるためには自分に何があのときに出来たか、まだ在学している次女のために何ができるんだろうか、ということがまず頭に浮かびました。親の私の方が「一人一人がみんなに関わる」という基本姿勢を持つことが出来ていたら、子どもの6年間はもっと違ったものになるのでは、と思いました。
それから何もしないままあっという間に4か月過ぎ、今回の上映会に参加して、仕事で忙しいことを理由に、学校やPTAのことから後ずさりしている自分をちょっと反省しました。
校長先生が映画の中でおっしゃっているように、一人がそのできることを精一杯やってみる、それで親も子も先生たちと一緒に育ちあっていければいいなぁ、と思いました。

映画『みんなの学校』の自主上映会はこれからも各地で予定されています。皆さんも機会があったら、ぜひ見て下さい。

上映会情報

都内上映会情報
--お申し込み、お問い合わせは映画公式サイトより主催者へご連絡下さい。--
12月4日(金曜日) 清瀬市生涯学習センター アミューホール
12月6日(日曜日) 立川市女性総合センター・アイム
12月20日(日曜日) こども支援センターげんき 研修室3(足立区)
12月22日(火曜日) アカデミーヒルズ タワーホール(港区六本木)
2016年2月11日(木・祝)コール田無

他、各地で上映会の企画が進んでいます。

家庭教育講座 主催団体 育ち愛

杉並区で普段から母や子どもたちについての活動をしている母達です。
子どもを育てるのではなく、お互いに育ちあうきっかけづくりが出来ればと
スタートしました。
これからも講座や講演会を開催していく予定ですのでよろしくお願いいたします。
連絡先 sodachiai2015@gmail.com   代表 立木麗

家庭教育講座って?

今回の上映会は「家庭教育講座」として子育て中の保護者と杉並区教育委員会と共催でおこなわれました。杉並区教育委員会では主に小・中学生の保護者が子どもの成長について理解を深めたり、子どもを育てる中で抱えている課題を共有し、解決していくため、保護者が学びあう講座を支援しています。
杉並区教育委員会と共催で「家庭教育講座」を開催すると、企画や運営のアドバイスだけでなく、会場使用や講師の招へいに関して区の支援が受けられます。

【問い合わせ先】
杉並区教育委員会事務局 学校支援課 家庭・地域教育担当
電話:03-3312-2111  (内線)1648

このページに関するお問い合わせ

子ども家庭部管理課庶務係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-5307-0686