親子で離れる練習をしてみよう(令和3年2月1日)

 

ページ番号1063941  更新日 令和3年2月1日 印刷 

無事、幼稚園の入園が決まったら、次は幼稚園入園準備が始まります。一人で食事をする、一人で衣服を着る、一人でお支度をする、一人でトイレに行く、どれも子どもにとってはとても大変な事です。特に早生まれのお子さんは年少さんと言っても3歳になって間もない頃です。一人でできるのか、とても心配です。
不安をあおるような言い方になってしまいますが、毎日泣いてばかりで幼稚園へ行ってくれないと言う子もいます。もっと小さな子どもを保育園に通わせるパパママなら驚いてしまうかもしれません。でも、少し大きな年少さんだからこそだと筆者は思います。小さなうちから離れて生活をしてこなかった場合、余計に親と離れて一人になるのが辛いのではないでしょうか。
前置きが長くなりましたが、お子さんの性格や成長を見ながら、パパやママと離れる練習をしてみませんか。

パパやママと離れる練習の仕方をご紹介します

現在、筆者の上の男の子は幼稚園に通っています。幼稚園に入園するまでにあまり考えずにやってきたことが、幼稚園で一人で生活する練習になっていたと幼稚園に入園した時に気づきました。そこで3歳離れた下の女の子にも同じことをするようにしています。
それは小さなころからパパやママと離れる練習です。なんとなく段階を踏んでいます。具体的にどのようなことをしてきたのか、子どもの様子も含めてご紹介します。同じ事をしても性別が違うからか、性格の違いなのか、兄妹なのに様子が異なる所がポイントです。

祖父母に預ける

筆者の両親は電車で1時間程のところに住んでいます。そこで授乳間隔が2時間になった頃から筆者が美容室へ行く間だけ、美容室のそばで祖母と待っていてもらうようになりました。頻度は3カ月に1回です。それ以外には家族で月に1回程度会っています。

上の男の子の場合

はじめの頃は預けようとした途端に泣き出したため、よそ見をしている間にいなくなるようにしていました。居ないと気付くと泣いていたようですが10分ほどで泣き止み、おやつと遊びで疲れ、戻った頃には抱っこで寝ていました。数回重ねると笑顔で離れる事ができるようになっていました。

下の女の子の場合

上の子が祖母になついている様子をしっかり見て育ったからか、1回目から泣かずに待っていることができました。おやつも遊びも普段通りだったそうです。

定期的に託児をする

保育士さんと子どものイラスト

1歳半頃から1か月に1回、午前中2時間程度の託児をしていました。
一時保育先は毎回同じ場所にしました。数回通って行き慣れた場所になれば、全く知らないところより子供にとって負担が少ないと考えたためです。

上の男の子の場合

1回目は、子ども・子育てプラザの一時預かりルームの扉を開けて先生がいるときょとんとして、荷物を渡してバイバイをするとようやく状況が呑み込めて大泣きでした。先生に聞いたところ、15分ほど泣いていたそうです。その後は大人しいながらも楽しく遊び、お迎えに行くと、扉を開けた瞬間に走って抱き着いてきました。
2回目は扉の前に立った瞬間に、泣き出し嫌がり預けるのに時間がかかりましたが、いざ預けると1回目と同様だったそうです。3回目は建物の入口で嫌がりましたが、預けた後は1回目と同様だったようです。4回目は「先生と何して遊ぶ?」「先生が楽しみに待っているよ」と子どもをその気にさせながら行くと、スムーズにお部屋に入ってくれました。しかし、筆者が「楽しんできてね」と声をかけても決して振り返ってはくれませんでした。変な言い方ですが、「これからママと離れて遊ぶんだ」と覚悟を決めたようでした。
2歳を過ぎると楽しく行ってくれるようになり、5歳の現在では、預けてもらう機会を虎視眈々と狙っています。

下の女の子の場合

1回目は扉を開けて先生を見つけた瞬間、違和感を感じて泣き続けました。どうしようもないので、逃げるように先生に託していなくなりましたが、なんと2時間泣き続けていたそうです。お迎えに行くと声が泣き過ぎでガラガラになっていました。
2回目も同様です。先生からせめて寝かせてあげたいからと抱っこ紐の持参を依頼されました。3回目は抱っこ紐持参で行きましたが、結局泣き続けて、抱っこしても多少大人しくなるものの寝る事はなかったそうです。
4回目も変わりません。先生から「近くにある児童館へ連れて行きたい」と提案を受け、5回目からは「先生と児童館へ行ってきてね」と言って預ける事にしました。結果、泣かずに楽しく遊んでいたと聞き、ほっとしました。
しかし、ようやく慣れてきた頃、新型コロナウイルス感染症拡大で子ども・子育てプラザの一時預かりは限定利用となってしまいました。託児が再開して数回、2歳半になる現在も、預けてからしばらくは泣いているようです。

一人で行う習い事をする

1歳半から始める事ができる体操教室に通っています。ガラス張りのスタジオで、スタジオの入口で先生に預け、体操している間親はスタジオの外から見守ります。親からも子どもからもお互いがよく見えるのがポイントです。時間は1時間です。

上の男の子の場合

ちょうど1歳半を迎えた頃、5日間連続体験キャンペーンを見つけ、いつも一緒に遊ぶお友達と参加しました。はじめの2日間は1時間ガラスに張り付いて泣き続けていました。
3日目は20分ほど泣いた後、体操に参加し始めました。4日目は最初だけ嫌がり、スタジオに入ると参加していました。5日目はなんと最初からニコニコで参加しました。その後、週に1回のペースで継続しました。体操がうまくできない事で行きたくないと言う事はありましたが、一人でやることが嫌だとは言わなくなりました。

下の女の子の場合

2歳3カ月の頃、3日間連続体験キャンペーンを見つけ、一人で参加をしました。1回目は20分ほど泣いていましたが、その後はスムーズに参加しました。一人で参加することはイヤだったようですが、元々運動は得意で、とても楽しかったようした。2回目からはスムーズに通って、その後も楽しく参加しています。

わが家の場合、上の男の子は段々慣れていき結果スムーズですが、下の女の子は自分の好き嫌いの方が慣れよりも比重が大きいようです。下の子は幼稚園に入園するまで1年以上ありますが、親と離れて生活ができるかどうかは、幼稚園が好きになるかどうかにかかっていると思われ、やや心配です。

思い立った時から始めてみましょう

歌う保育士さんのイラスト

幼稚園に通おうと考える場合、自主的に預けようと考えないとおよそ3年間もの間一度も親子で離れる事がないまま、入園を迎えてしまいます。祖父母に預けるにも、祖父母のスケジュールがありますし、一時預かりを利用するにも面接などの手続きが必要だったり、預かってもらう時に持ち物に記名が必要です。いずれもわざわざ準備する必要があるため面倒だなと感じ億劫になってしまう事もあるかもしれません。
でも、幼稚園に入園してから、入園前に一時預かりや習い事でパパママと離れる経験を積んでおく事は子どもにとって良い事だったのだなと思いました。離れて生活をしても、数時間後にはちゃんと迎えにきてくれると言う当たり前の事実を実体験として知っている事は、子どもにとって大きな安心感になっていたのではないのでしょうか。
ぜひ幼稚園入園前にお子さんの性格や成長と相談をしながら、ここだと言うタイミングで少しずつパパやママと離れる練習をしてみてはいかがでしょうか。

一時預かり先

杉並区では、保護者の通院などの用事やリフレッシュなどのための短時間保育として、ひととき保育、一時保育、子ども・子育てプラザの一時預かり、ファミリーサポートセンターなどがあります。
詳しくは、杉並区のホームページをご覧ください。

すぎラボライター らくちゃんママ

 

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