コロナ禍での保育園所の登園自粛!みんなはどうやって過ごしたの?(令和3年2月1日)

 

ページ番号1063864  更新日 令和3年2月1日 印刷 

昨年は新型コロナウイルスに翻弄された1年でした。今もなお、先の見えない状況が続いていますが、緊急事態宣言が発出され保育園の登園自粛が要請されたのは、令和2年の4月から6月のことでした。幼児である子ども達は、一人遊びが少しずつできるようになってくる年齢ではあるものの、まだ一人にしておくには心配でどうしても目を離せない時期でもあります。しかし、運動神経がぐんぐん発達し、家の中でじっとさせておく訳にもいかず、親にとってはとても負担だったというご家庭も多いのではないでしょうか。
今回は、登園自粛中にどのように過ごしていたのか、ママ達のお話をまとめました。今後も不要不急の外出の自粛要請が続くと思われます。お出かけのできない日に子どもとどのように過ごすか、参考になる部分も多いのではないかと思います。

コロナ特別休暇を設けた会社・通常通りの会社

ママ・パパが会社員の場合、勤めている会社にもよりますが、新型コロナウイルスの影響を受け特別な制度を設けた会社もあったようです。しかし、通常通りの勤務でとても大変だったという声もありました。

コロナ禍での育児都合の特別休暇を利用して体力温存したママ

出社がなくなり在宅勤務となった上、新型コロナウイルスによる育児都合の特別休暇制度が設けられ、週の中日である水曜日を休みにして体力を温存しました。それまで時短勤務にしていたのですが、通勤時間がなくなるので時短はやめフルタイム勤務として午前9時から午後5時30分まで勤務することにしました。
子どもは主に一人遊びをやっていて、飽きたり疲れたりすると寝ていました。水曜を休みにしても、子どもを見ながらの勤務は非常に辛かったので、時短のままにしておけば良かったと後悔しました。
また、我が家の場合は都内に実家があり2週間程子どもだけ実家に預けられたのは本当に助かりました。

コロナ禍でも通常通り!保育園のありがたさを実感したママ

私の場合、リモートワークを基本として週に1回から2回、出社しました。夫は日中はずっとビデオ会議をしており、私自身も大変忙しく、テレビや動画配信サービスに頼らざるを得ませんでした。
私の出社日は、夫に私か夫のどちらかの実家に車で子どもを連れて行ってもらい、仕事の間は両親に面倒を見てもらいました。
しかし、子どもがベランダの外を見つめて一人で動画配信サービスのモノマネを繰り返すようになり、これはいけないと思い直し、公園に連れ出す時間を捻出するようにしましたが、仕事もあり本当に大変でした。保育園のありがたさを痛感しました。

兄弟・姉妹でどうする!?子どもが複数人いる家庭

コロナ禍での登園自粛中、子どもが複数いる家庭ではどのように過ごしていたのでしょうか。普段からの兄弟・姉妹の仲や、ママ・パパ達の仕事の状況にも大きく左右されたようでした。

夫婦で交代制 でも普段からケンカばかり…

我が家は3人の男の子がいます。活発に動ける年齢の上2人と、よちよち歩きの1歳です。
私が朝型、夫が夜型の体質なので、私が朝早く起きて少し仕事をした後、粘土遊びやお菓子作りなどの家の中でできる遊び、午後は夫が子ども達を外に連れ出して自転車やスライダー、スケボーなどの乗り物遊びをたくさんしていました。
その間に私は打合せなど、集中して仕事をこなしていました。子ども達が寝静まった後は夫の仕事タイムという感じに自然となっていました。
しかし、普段から上の2人はケンカばかりしているし、下の子どもは待つことがわからない赤ちゃんなので、ずっと面倒を見ているのには本当に疲れきってしまいました。

夫婦で仕事がセーブできた!

子どもが2人いるため、私は勤務先に相談して緊急事態宣言が解除されるまで仕事を休ませてもらうことができました。夫は出勤していたものの、新型コロナウイルスの影響で仕事を少しセーブし早めに帰宅できる日もあり、比較的余裕ができたと思います。
とはいえ、夫の仕事が休みである日曜日以外は基本的には私が1人で2人の面倒を見ていました。
午前は公園やお散歩、生き物観察などをして過ごし、午後は下の子どもはお昼寝、上の子どもは粘土やお絵描き、お菓子作りなど、好きなことをやっていました。ベランダにビニールシートを敷いておままごとやお昼ごはんを食べたりすることで非日常感を演出し、楽しく過ごすこともできました。
我が家の場合は仕事を抑えることができたのが幸いしました。

1人10万円の給付金を大活用した家庭

子どもは飽きやすいもの。どこにも出かけずに、子どもの興味や遊びたい欲求を満たすのは大変なことです。そんな中、皆様に支給された1人10万円の特別定額給付金。みんなはどのようなことに使ったのか聞いてみました。

給付金で自宅の屋上に公園!

子どもに自分で遊んでもらえるように、自宅の屋上に公園を作るべく、ジャングルジムや鉄棒、ブランコ、滑り台など、給付金を大活用して大いに遊んでもらいました。
ただ、ケガがないようにずっと見ていないといけなくて、それはそれで困りました…。

自宅の中でも体を動かして遊べる遊具を購入

仕事をしながら子どもの面倒を見なければいけなかったので、自宅の中で体を動かして遊べるものとして、ジャングルジムやトランポリン、滑り台やテントも購入しました。とても楽しんで遊んでくれる反面、数日で飽きるので大きな遊具の入れ替えには苦労しました。

おもちゃを追加購入 小出しでしのぐ

家遊び用にブロックやスライム、粘土、塗り絵、飛び出す絵本、シール、ワークブック、キャラクターグッズなどをまとめ買いしました。一度に出すのではなく、様子を見ていてそろそろ飽きそうだな、という頃合いを見計らって新しいおもちゃを出すようにして、何とかしのいでいました。

お金をかけない遊びもある

これまでのママ達の話で、こんな遊び方もあったのか、という発見も多かったのではないでしょうか。特別定額給付金を使って体を動かせるアイテムを購入するというのも魅力的ですが、お金をかけずにできる遊びもあります。
例えば、新聞紙を使った遊び。思わぬ形にビリビリ破くと子どもはその意外性に驚いたり、紙吹雪にしたり、丸めてお弁当のおかずのようにしたりと、さまざまな遊び方ができます。
また、ご自宅に傘がたくさんあるなら、雨の日にはそれらを広げて重ねて、テントのようにすることができます。子どもと2人だけの空間が生まれ、会話が弾むかもしれません。
さらに、インターネットで検索すればシャボン玉液やバスボールなどを手作りすることもできます。
昔、自分はどんな遊びをしていたかな、と思い出して子どもとやってみるのも良いです。

保育園に預けた子どもの様子

緊急事態宣言中も、仕事の都合などでどうしても保育園に預けなければいけない家庭もありました。いつもと違う保育園に登園した子どもの様子はどうだったのか、聞いてみました。

お友達がいないことに不安を感じ、大泣き

いつもより人数は大幅に少ないものの、大きな保育園で少人数でしたが複数人は登園していました。普段より少ないものの、友達が何人かいたので子どももそこまで不安定になりませんでした。しかし、一人だけだった時もあり、その時はとても不安だったようで、朝からお迎えまでずっと大泣きしていたそうです。子どもにとってかなりの衝撃だったようで、とても申し訳ない気持ちになりました。

重度障害を持つ子どもの家庭

中には医療的ケアを必要とする重度障害を持つお子さんを育てる家庭もあります。特別なケアを必要とするこうした家庭ではどのような状況だったのか聞いてみました。

未知の病に対する不安

現在は子どもが重症化するリスクは低いとわかってきた新型コロナウイルス感染症ですが、流行し始めた当初はどういった病気なのか全くわかりませんでした。上の子どもは医療的ケアを必要とする重度障害を持っており、持病もありました。従って、もし感染したら死んでしまうのではないか、という不安がありました。また、下にも子どもがおり、2人とも登園は自粛させていました。

仕事と育児の状況

緊急事態宣言が発出された前後から、夫婦ともに仕事はフルリモートになったため、夫は午前9時から午後7時まで仕事をし、夕食後に再度仕事、私はフレック制度をフル活用し、午前6時から午前9時と午後3時から午後7時まで仕事をしました。なお午後3時から午後7時の間は以前からお願いしている看護師資格を持つシッターに2人の子どもを見てもらい、午前9時から午後3時までは育児をしていました。

車椅子の子どもと動き回る子どもの世話…!?

登園自粛当初は2人ともお菓子作りやワークブックなどの家遊びで、上の子は通所している施設が実施するオンラインのお楽しみイベントが週3回あり、そちらも活用していました。外で遊ばせてあげたかったのですが、自宅の屋上を活用したり、家の前でスライダーや縄跳びをしたりするぐらいで、車椅子の子どもと動き回る子どもを一人で連れ出すことは不可能で、テレビに頼らざるを得ないことが多かったです。
シッターさんも車椅子の子どもと元気に走り回る子どもは手に負えず、子どもが私の仕事部屋を覗きに来るので、ほとんど仕事にはなりませんでした。
その後感染が落ち着いた頃に障害児通所施設が週3回再開したので上の子は通所を再開し、下の子は日中のベビーシッターを追加でお願いし、その後の時間は近くに住む祖父母のところで面倒を見てもらいました。
毎日のシッターアレンジにかかる手間が大変でした。

コロナで負担や不安・孤立感が増大

感染が拡大した頃は、持病のある子どもへの感染を警戒してスーパーやコンビニにも行けず、ネットスーパーなど4つのサービスを併用することで何とか乗り切りましたが、日用品が必要な時にすぐ手に入らないのには困りました。また、コロナの影響で通園ルールが厳しくなり、下の子どもが風邪を引いただけでもコロナへの感染が否定されるまで通所できなくなりました。さらに以前は週1回お昼の時間に他の親と話す時間が設けられる親子通園日があったのですが、感染予防のため、そうした交流の機会がなくなり孤立感が増しました。

取材を終えて

通常なら保育園への登園・降園時やイベントの際などに親同士で気軽に話していたのに、感染拡大を避けるため、そうした交流の機会も減ってしまい、みんなどうしているのだろうと不安を感じた方も多かったのではないでしょうか。
遊びたい盛りの子どもがいるのにお出掛けや人と話す機会が極端に減ってしまったのは本当に辛いもので、気軽に相談することもできず“コロナ鬱”で仕事に身が入らなかったり、日中ボーっとしてしまうことが増えたり、どうしても子どもにイライラしてしまうことが多くなりアンガーマネジメントの勉強をしたというママもいました。
何とか子どもが体を動かせるようにとさまざまな工夫をしても、1日中そうした遊びができる訳でもなく、テレビや動画、ゲームに頼らざるを得ない場面があったのはどの家庭も同じように思います。
先が見通せない状況だからこそ、親がイライラしたり気持ちが沈んでしまったりしてしまうこともあります。ご紹介した方法も試しながら、たまには人混みを避けて散歩をしたり、好きな飲み物を飲んだり好きな本や映画に触れる、電話やビデオ会議システムを利用して友達と交流するなどしてママやパパが少しでもリラックスできると良いですね。

すぎラボライター あらゆ。

 

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