ゆりかご券を使ってタクシーでお出かけ!妊婦さんにインタビュー(令和2年12月15日)

 

ページ番号1063186  更新日 令和2年12月15日 印刷 

母子手帳と併せて妊婦の方に交付される「ゆりかご券」。実は令和2年4月から利用シーンが拡大し、理由を問わずタクシー利用ができるようになったことをご存じでしょうか?
コロナ禍で外出がはばかられる今、妊産婦の外出を支援してくれるありがたいサービスです。今回は実際に利用した妊婦さんの声や、今後のサービス拡充予定などをご紹介します。

ゆりかご券でタクシーを利用できるのはどんなとき?

ゆりかご券の画像

これまでゆりかご券でのタクシー利用は、陣痛時の病院への移送のみとシーンが限られていました。しかし”妊産婦の外出支援”の観点からサービスが見直され、令和2年4月から外出の理由を問わずタクシーが利用できるようになったのです。
さらに今年度は、通常のゆりかご券に加え、新型コロナウイルス感染症予防対策用のゆりかご券(青色)も追加配布されています。

ただし、以下の点にはご注意ください。
利用できるタクシー会社は応援券サービス登録事業者(11月時点では6事業者)に限られています。
・ゆりかご券を持っていれば妊娠中に限らず産後1年程度のママも利用できますが、利用できるのはゆりかご券のみ(子育て応援券は不可)です。

【妊婦さんにインタビュー】タクシー利用レポート

妊婦さんのイラスト

妊娠6カ月のママが、自宅から約6キロメートル離れた公園へ上のお子さん(もうすぐ2歳)と一緒にお出かけ。さて、スムーズに利用できたのでしょうか?

利用にあたって、まず最初に何をしましたか?

まずは区のホームページに載っているタクシー会社から1社を選びます。
陣痛時以外の利用であれば登録しなくても利用できますが、今回は陣痛時の利用も想定し、氏名や住所、電話番号などの事前登録をしました。
その後、電話で配車依頼。オペレーターの方が丁寧に対応してくれました。事前登録のおかげで初めから「〇〇様ですね、タクシーの配車のご連絡ですか?」と聞いてくださり、こちらの住所などを説明しなくてよいのが楽でした。緊急時はもちろん、体調が優れないときにも助かりそうです。

乗車時、乗車中はどんな感じでしたか?

近くに車両があったようで、「〇色の〇〇番の車両が向かいます」と教えてもらいました。
すぐにインターホンが鳴り、ドライバーさんがベビーカーなど大きめの荷物をトランクに積んでくれました。
車両に乗り込むと、目的地までのルートを確認後、出発。運転はもちろん丁寧で、もうすぐ2歳の子どもが騒いでも周りの目が気にならないのはとても心強かったです。
オペレーターの方もドライバーの方も、ゆりかご券利用のお客さんに慣れていらっしゃるようで快適でした。
しばらくして、無事に公園に到着。支払い時の注意点として、ゆりかご券が使えるのは500円単位のため、端数は現金が必要となります。

利用にあたってハードルを感じた点はありましたか?

配車依頼が電話のみという点です。今はアプリでもタクシー手配ができる便利な時代なので、電話をかけることには心理的ハードルがややありました。

最後に、利用した感想を教えてください。

外出の理由を問わずゆりかご券でタクシー利用ができるようになったことで、買い物をはじめ、上の子を連れての公園遊びなどでも体に負担なく移動できるようになり、いいことづくめだと思います。子どもも公園で遊べて大満足でした。
陣痛など緊急時に初めて利用するとなると焦ってしまいそうなので、安定期の体調がいいときに一度使ってみるのがよいと思います。

ゆりかご券に込めた区の思い

今回のタクシー利用を含めたゆりかご券のサービス拡大について、区のゆりかご券ご担当者にもインタビューさせていただきました。

これまでゆりかご券でのタクシー利用(陣痛タクシー)はどの程度あったのでしょうか?

ここ数年登録タクシー会社が増えたこともあり、このサービスを多くの人が知ってくれるようになりました。平成29年度はわずか42人の利用にとどまっていましたが、令和元年度の利用者数は473人と大きく増加しています。

”妊産婦の外出支援”とは具体的にどのようなシーンを想定されていますか?

医療機関での健診はもちろん、日常生活における用事など、理由を限定せず人それぞれの外出機会にタクシーを利用してもらいたいと考えています。子育て応援券で利用できるその他のサービス(産前産後のからだを動かす講座、母乳育児相談など)にも、ぜひタクシーを使って参加してみてください。

ゆりかご券の今後のサービス拡充予定について教えてください。

1つ目は登録タクシー会社の拡大です。「誤って登録のないタクシー会社でゆりかご券を利用してしまった」という連絡をいただくこともあるため、利用できるタクシー会社をさらに増やしたいと考えています。
2つ目は応援券対象事業のオンラインサービス(オンライン講座等)の開始です。子育て応援券事業の目的は「サービスを通じて、地域のさまざまな人と関わりながら子育てできるまちづくりをめざす」こと。新型コロナウイルス感染拡大防止策の1つとして、オンラインでも人と関わりながら子育てができるようなサービスを検討しています。
こうしたサービスの見直しがゆりかご券・子育て応援券の利用促進につながっているか、皆さんの声を踏まえながら今後も応援券サービスの拡充に取り組んでいきたいと思います。

終わりに:応援券サービスを使って、子育てをもっと楽しく!

コロナ禍が続く中、インフルエンザなどの感染症が流行する季節も近づいてきました。妊娠中は抵抗力が落ちてしまいますが、そんな時期に電車やバスを利用しなくて済むというのは大きなメリット。妊婦の皆さんにはぜひタクシーを使ってもらいたいですね!産院などにポスターを掲示して周知するのも一策かもしれません。
また応援券の利用について、私自身は有償で購入するほど活用しているほうなのですが、ママ友からは「応援券が余っちゃって…」という声を聞くこともあります。利用シーンの拡大・利用のしやすさ向上など、区でもさまざまな検討を重ねていることが分かりました。応援券の利用者が増えることで、杉並がさらに子育てしやすいまちになることを願っています。

すぎラボライター Leo

 

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