ひととき保育方南に取材に行ってきました。(令和元年10月15日)

 

ページ番号1055918  更新日 令和1年10月15日 印刷 

取材 ひととき保育

施設長と保育スタッフの写真
施設長の杉本さん(左側)と保育スタッフさん。
お忙しい中、快くインタビューに応じていただきました。

今回は、お子さんの一時預かりが可能で子育て応援券が利用できる施設として、ひととき保育方南の杉本施設長にインタビューしてきました。杉本さんは神戸出身で、ご主人の仕事の関係で東京・渋谷へ引っ越し、3人のお子さんを育てました。その後自宅を方南町に移し、今年で早や11年目との事です。
子育てが落ち着いた後に幼稚園で勤務しましたが、もう少し負担が軽い仕事を探していた時、ひととき保育方南の保育スタッフ募集の記事を見て、4年前にスタッフとして採用されました。
その後1年弱の勤務を経て、前施設長の打診を受け現職に。現在も毎日保育スタッフを兼任し、精力的に活動されています。

ひととき保育方南の立上げのきっかけを、教えてもらえますでしょうか。

ひととき保育方南の写真
ひととき保育方南施設の外観。
入口に駐輪場、その奥には砂遊び場があります。

初代の施設長から聞いた話では、この施設を運営しているNPO法人「ちぃきちぃき」のメンバーの皆さんは、最初はNPO法人を設立するまでは考えていなかったようですが、保育をしたいという、強い気持ちを持っていたそうです。
NPO設立の方向へメンバーの皆がまとまる事が出来たのは、たくさんのミーティングの結果だったようです。皆の気持ちが段々と重なり合っていき、作ってもいいかなあと思えてきたとの事。このミーティングが大切だったと聞いています。

ひととき保育方南の業務内容を教えてください。

0歳児から就学前の児童まで、幼稚園や保育園に通っていないお子さんの保育を行なっています。お預かりする日時は自由で、理由は何でもOKですが、病児は扱えません。開所日時は、月曜日から金曜日の午前9時から午後4時まで。その前後の時間帯での保育については応相談となっています。(1時間800円。すぎなみ子育て応援券が使えます。)

施設利用者にはどのような方がいらっしゃいますか。

門扉の写真
お預かりするお子さんの安全のため、
施設玄関は二重ロック式。
セキュリティにも十分注意されています。

まだ保育園や幼稚園を利用していない、0・1・2歳児がほとんどです。お母さんが育休中だったり、産休中の方からの依頼が多いです。また、幼稚園にスムーズに通園できるように、免疫をつける目的で利用されている方も一定数います。
利用者の多くは方南町近隣の方ですが、たまに隣接する中野区や渋谷区在住の方もいます(定員に空きのある場合のみ)。近隣の和泉保健センターともネグレクト情報の共有を図っており、地域における見守り的な役割も果たしています。

現在抱えている課題があれば、教えて下さい。

ホワイトボードの写真
取材当日も、さまざまな年代のお子さんを
お預かりしていました。

毎日来園してくるお子さんが違いますし、年齢も最大で5つ位の差があるお子さん達が集まってきます。そうした中で、お子さん達に「来て楽しかった!」と言ってもらえるためには、どういった保育を毎日提供していけば良いのか…、という所が悩みです。
保育スタッフの殆どは保育士の資格を持っていますが、お預かりするお子さんは年齢も性格もさまざまで、一緒にいる中で多様な化学反応が出てきます。場の雰囲気を掴み臨機応変にお子さんに対応していけるタイプの方にとっては、とても遣り甲斐のある環境だと思います。
日々の業務の中では、私が現場でスタッフに直接指示を出してしまうとスタッフの柔軟な発想を抑え込んでしまう事もあるので、私自身のお子さんへの対応を見てもらう事で、スタッフが自分の行動を振り返ってもらえるように心掛けています。

保育の様子の写真
スタッフの方も、お子さんの行動を優しく見守りながら、
さまざまな年代のお子さん達と一緒に楽しんでいました。

また、スタッフの確保も大きな課題です。ひととき保育の場合、決められた保育スケジュールやメニューは存在せず来園されるお子さんそれぞれで対応を変えているため、お子さんと一緒に楽しんだり遊べる人でないとスタッフとして勤務する事は難しいかな、と思っています。以前はハローワークを利用してスタッフを募集していましたが、今はスタッフや知り合いの方の伝手を頼って勧誘活動を行なっています。そうして集まったスタッフは皆知り合い同士なので、チームワークは良いと思います。
ですが、子育ての合間の時間を利用してスタッフをしていただいている方も、子育てが終わればより収入のある仕事に転職してしまう事が多く、今後どのような対策をしていくべきか、という点は課題と捉えています。
ひととき保育の知名度については、昨年開設したウェブサイトを見て利用申込みをするお母さんも増えてきていますので、一定の効果が出てきていますが、まだまだだと思います。

日々、育児に奮闘されているお母さん方に一言お願いします。

ひととき保育 日常の一コマの写真
しんどい時や助けて欲しい時、ひととき保育が
お母さんの寺子屋的な存在になります。
まずはお気軽にご相談ください(杉本さん談)

私も3人の子育てでは大変な思いをしましたが、「今の状態がずっと続く事はない」という事を伝えてあげたいです。決して無理せず、他人に頼める事は頼んでいいです。これも私が実際に経験した事ですが、お弁当をきちっと作っていたりする頑張り過ぎなお母さんほど、意外ですが実は大きな悩みを抱えている方が多い傾向にあります。ママ友同士で井戸端会議の場を設けてあげたりすると、お互いに抱えている悩みを少しずつ打ち明けるようになります。そういった場を作ってあげる事はとても大事ですね。

ひととき保育方南のアピールをお願いします。

ひととき保育施設は、幼稚園や保育園といった大きな施設では出来ない「お母さんの駆け込み寺」的な存在だと思います。お子さんが夜間も泣き止まず、つきっきりのお母さんが睡眠障害に陥ってしまい、気力が無くなりうつ状態になってしまうケースもあります。お母さんにとって本当にしんどい時、助けて欲しいと思っている時には、ぜひひととき保育施設を利用して欲しいです。

ひととき保育方南の住所ならびに、ご利用案内のリンクは以下になります。
杉並区方南1丁目33番1号

すぎラボライター とーちゃん

 

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