路面太陽光発電とは
路面太陽光発電とは、既存の広場や駐車場などの舗装された路面に取り付けることができる、画期的な太陽光発電システムです。
表面を特殊な樹脂でコーティングし路面に貼り付けるため、自転車や歩行者がその上を通行することができ、台風などの暴風雨にも強いといった特徴があります。また、発電した電力は、バッテリーに蓄電することもできるため、災害時に非常用電源として使用できるなどさまざまな活用が期待できます。
Wattway(ワットウェイ)
令和5年12月現在、日本で唯一商用化されている、大型車の走行にも耐えうる路面太陽光発電は「Wattway(ワットウェイ)」という製品です。
「Wattway」は、フランスのコラス社とフランスの国立太陽エネルギー技術研究所が共同開発したものです。
海外では既にアメリカやカナダ、ヨーロッパなど約10カ国の駐車場や歩道等に設置されています。
海外に比べるとまだ少ないですが、日本国内でもいくつかのコンビニエンスストアや民間企業が駐車場等に設置しています。
区役所前広場における試験導入について
区は、再生可能エネルギーの一層の普及を目指し、令和5年12月に杉並区役所前広場に路面太陽光発電「Wattway(ワットウェイ)」を試験導入しました。
太陽光発電を設置できる箇所が限られている杉並区において、屋根以外の空間に設置できるWattwayの導入により空間の有効活用ができないか、発電量をもとに検証をしていきます。
なお、発電された電力は照明灯の点灯等に利用していますが、発電量は季節や天候に左右されるため、点灯時間は日によって異なります。
また、Wattwayが発電した電力量は、以下リンク先で公表していますのでぜひご覧ください。
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