第6波に打ち克つ対策を進めています(令和3年12月15日)

 

ページ番号1070415  更新日 令和3年12月15日 印刷 

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杉並区長 田中 良

国内での感染者数は一見落ち着きを見せていますが、海外では感染者数が増加し、新たな脅威となっているオミクロン株については、いまだ詳細が明らかになっていません。
区では、「第6波が来ても必ず打ち克つ」という思いで精力的に対策を進めています。区民の皆さまにおかれましても、引き続き感染予防を徹底していただきますよう、ご協力をお願いいたします。

医療提供体制の強化

抗体カクテル療法専用病床の確保【最大30床確保】

軽症者の重症化を予防し、医療機関の負荷を軽減させるため、抗体カクテル療法(中和抗体療法)の専用病床を設置します。

  • 区内5基幹病院に抗体カクテル療法の専用病床を18床確保
  • 集団接種会場(桃井原っぱ公園【仮設会場】)を転用し、中和抗体投与ステーション(専用病床12床)の開設を準備

(注)抗体カクテル療法:軽症者等に対して重症化防止を目的に行う点滴治療。発症から7日以内で基礎疾患等の重症化リスクがあり、酸素投与がされていない方等が対象。

新型コロナ病床の確保【最大125床程度】

第5波への対応の中で、区内基幹病院の新型コロナ専用病床は最大125床まで拡大しました。今後第6波の到来時には、改めて速やかに専用病床を確保していきます。

訪問診療等体制の強化【訪問診療医20名体制】

自宅療養者が増大した場合に備えて、杉並区医師会や訪問看護ステーションの協力を得て、訪問診療等の医療提供体制を強化します。

  • 新型コロナ訪問診療医(オンライン診療を含む)を20名まで増員〔11月から実施〕
  • 容体が悪化した自宅療養者宅を訪問し、酸素や薬の投与、点滴、経過観察等を実施
  • 区で酸素濃縮装置を22台確保

感染拡大防止策の強化

抗原簡易検査キットの配布【検査キットを約1,200施設に配布】

教育・社会福祉施設等のクラスターを防止するため、抗原簡易検査キットを約1,200施設に配布し、感染が疑われる職員等が即座に検査できる環境を整備します。

3回目接種の体制拡充【集団接種会場5カ所】

12月1日から3回目の接種を開始し、今後も対象者に接種券(クーポン)を順次送付します。また、対象者の拡大に伴い、現在休止している集団接種会場2カ所を2月に再開するとともに(合計5カ所)、病院・診療所についても接種を順次拡大します。

今後の接種券発送予定日
接種対象者(2回目接種した日) 発送予定日
3年5月1日~6月6日 3年12月22日(水曜日)
3年6月7日~13日 4年1月11日(火曜日)

保健所体制の強化

受診・相談センターの受付体制の強化【受付人数最大48名】

杉並区受診・相談センターの受付人数を、感染者の増加に併わせて現在の10名から最大48名まで増員し、相談者からの電話を確実に受けとめ、速やかに対応できる体制を整備します。

自宅療養者支援体制の強化【自宅療養者1,800人に対応】

第5波で自宅療養者が一時1,000人を超えたことを踏まえ、パルスオキシメーターを3,900個確保するとともに、1日2回の電話による健康観察業務を民間事業者に委託し、最大1,800人の自宅療養者に対し十分な健康観察を実施できる体制を構築します。なお、相談内容の正確な記録に万全を期すため、全ての会話を録音するシステムを導入します。

患者管理システムの導入

相談から療養終了までの陽性患者等の情報を一元管理できるシステムを導入した上で、保健所職員および医療機関と情報共有を図り、効率的で質の高い患者支援を行います。

 

このページに関するお問い合わせ

杉並保健所保健予防課
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号
電話:03-3391-1025(直通) ファクス:03-3391-1927