杉並区バリアフリー基本構想、概要版。。 第1章、はじめに。 改定の背景を踏まえ、これまでのバリアフリー基本構想を発展的に見直し、新たな杉並区バリアフリー基本構想を策定します。また、新たに移動等円滑化促進方針、及び移動等円滑化促進地区を定め、区民・事業者・行政が連携し面的・一体的なバリアフリー化に取り組みます。 目標年次は、令和5年度から令和12年度の8年間です。。 第2章、バリアフリー化の現状と課題。 社会情勢の動向、杉並区の現況、杉並区のバリアフリーの現況、旧バリアフリー基本構想における重点整備地区の成果を示しています。。 第3章、杉並区におけるバリアフリーの基本的な方針(移動等円滑化促進方針)。 基本理念。誰もが安心して快適に暮らし、共生するまち 杉並。 基本方針、区内全域のバリアフリー化を推進します。 教育啓発をはじめとする心のバリアフリーを推進します。 地域の課題・特性を整理し効果的なバリアフリー化を推進します。 多くの方が利用する駅や施設の重点的なバリアフリー化を推進します。 段階的・継続的にバリアフリー施策の発展を図ります。 先端技術を活用したバリアフリー化を推進します。 また、基本方針の実現を目指して事業を推進するため、バリアフリー化の分野別方針を定めます。。 第4章、重点整備地区の選定。 既存の方南町駅周辺地区に加え、新たに荻窪駅周辺地区、阿佐ヶ谷駅周辺地区、富士見が丘駅・高井戸駅周辺地区を重点整備地区に選定します。。 第5章、重点整備地区における地区別バリアフリー推進計画。 内容は裏面に記載しています。。 第6章、バリアフリー化の実現に向けて。 特定事業計画の推進、推進連絡会による進捗の把握、移動等円滑化促進地区・重点整備地区における取組の推進、課題解決に向けた先端技術の積極的な活用、構想の評価・検証、見直しを行います。 重点整備地区における地区別バリアフリー推進計画。。 荻窪駅周辺地区。 地区の取組方針。荻窪駅周辺を中心とし、来街者も含め、誰もが円滑な移動が可能となるバリアフリー化。駅施設や周辺の公共施設のバリアフリー化。まちづくり計画や基盤整備などと連携し、ユニバーサルデザインのまちづくりを推進。商店街を含めた歩行者空間を改善。 特定事業とその他の事業。JR荻窪駅のホームドアの設置。駅の触知案内板等、わかりやすい案内サインの維持更新。環状8号線の無電柱化の整備。荻窪駅のロータリーの車いす用乗降場の整備。荻窪地下道のバリアフリー化の実施。公園、公共施設の定期的な点検・補修。道路のエスコートゾーンの設置、など。。 阿佐ヶ谷駅周辺地区。 地区の取組方針。土地区画整理事業とあわせた建築物のバリアフリー化、移動等円滑化を推進。当事者参加の取組や新しい技術の調査研究を進める。 特定事業とその他の事業。JR阿佐ヶ谷駅のホームドアの設置。駅の触知案内板等、わかりやすい案内サインの維持更新。中杉通りの無電柱化、点字ブロックの整備。区道の舗装の適切な維持管理、自転車走行空間の整備。公園、公共施設の定期的な点検・補修、など。。 富士見が丘駅・高井戸駅周辺地区。 地区の取組方針。2つの駅を一体的な地区としてバリアフリー化を推進。公園、学校の整備計画とあわせ、建築物のバリアフリー化、公園施設のバリアフリー化を推進。商店街の安全な歩行者空間の確保。 特定事業とその他の事業。駅ホームの転落防止ゴムの設置。内方線付き点状ブロックの敷設検討。環状8号線の無電柱化の整備。区道の舗装の適切な維持管理。富士見丘中学校の改築にあわせた主要生活道路の整備による歩道の設置、など。。 方南町駅周辺地区。 地区の取組方針。駅施設や周辺の公共施設のバリアフリー化。旧バリアフリー基本構想で未達成の事業を引き続き実施し、バリアフリー化を推進。周辺道路の歩行者空間の安全性・快適性を向上。 特定事業とその他の事業。方南町駅の出口案内標識等の更新等。環状7号線の無電柱化の実施。区道の舗装の適切な維持管理。公園、公共施設の定期的な点検・補修、など。。